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日常の些細な選択が個人をつくる。
タイトル通りのことをふと思った。
個人の価値観や生活様式を形成するものって、日常生活での選択の蓄積だなと。
当たり前だけれど、人はその人が経験したことしか知らない。
経験といっても、海外旅行のような壮大な経験から、昼食をご飯系にするかパン系するかといった些細なことまで様々ある。
壮大な経験は総じて個人に与える影響がとても大きい気がするが、経験できる回数は少ない。
一方、日常の些細な経験は印象に残りにくいもののその回数はあまりに多い。
だからこそ少し怖く感じてしまう。
日常を取り巻く環境に存在する無数の選択によって、個人にとっての常識が知らず知らずのうちに形成されていっている気がするから。
確かに環境によってその選択肢の数は大きく異なる(都市部と地方、富裕層を貧困層、若者と高齢者など)が、自分の周りに存在する選択肢を存分に活用しなければ成長が止まった人間になってしまう。
うまく言い表せないけれども、日常の些細な場面でのちょっとした冒険心(いつもと違う道で帰るとか、昨日とは違った靴を履いてみるとか)が積み重なって、人生を豊かな方向へ導いてくれると思うのです。
✳︎
地方在住だからこそ気づけたことかもしれない。
まあ、気づいて努力したところで都市部の選択肢の多さには遠く及びませんが。
だが地方在住でこれに気づけなかったら、身も心もだんだん腐っていくだろう。
そう考えるとまだマシなのかも。