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秋が終わり、冬を恐れる。

気持ちの良い秋が一瞬で過ぎ去り、冬の足音がすぐそこまで聞こえています。

なんと恐ろしいことか、、、


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よくある質問に「夏と冬どっちが好き?」ってのがありますよね。僕は断然、ぶっちぎりで夏です。その理由はタイトル通り、冬が怖いから。

これには地理的要因が大いに関係しています。noteで明かすのは初めてですが、僕は地方といっても日本海側の地方(=裏日本)に在住しております。

裏日本の冬は本当に絶望的です。間違いなくQOLが低下します。日照時間が超短い、ふわふわではなくびしょびしょの冷たい雪が降り積もるなど、挙げるとキリがありません。端的に言い表すと、裏日本の冬は"暗く冷たい閉ざされた冬"なのです。

それとは対照的なのが、日本の名だたる都市のほとんどが属する表日本の冬。そもそも降雪が無く、晴れの日が多い。そして空気も澄んでいると。僕にしてみればQOL爆上げ案件です。

表日本の人々が、コーヒー片手にブーツの音を刻みながらロングコートをはためかせて颯爽と歩く間、裏日本の我々は、頑丈な傘を片手に靴の水没のリスクを天秤にかけながらロングコートをびしょびしょにして俯き加減で歩いているのです。

少しは分かっていただけたでしょうか?


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僕が冬を怖がるのは、"うつ"の徴候が強くかつ持続的に発生するからです。所謂、"季節性うつ病"というやつです。

そのうち記事にしっかりとまとめるつもりですが、とある理由があって、僕は将来に対し逃げ場のない絶望感を常に抱えています。

ですから、裏日本の"暗く冷たい閉ざされた冬"は容赦無く僕の絶望感を増幅させるのです。それが今年もやってくると考えると、冬が怖い。だって、朝起きた時点で空が灰色なんですもの。

そんなこと自分でどうにかしろよって感じですが、絶望感に対する明確なブレイクスルーを掴めていないのが現状です。ですが、それでも自分でどうにかしなければいけないのです。結局は自分が悪いし、自分の責任なので。


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心と身体のバランスに注意を払って、冬を耐え忍ぶ。後向きですが、これが来春までの目標です。

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