質問:学習の中でアウトプットする効果は?
最近 頂いたDさんからの質問です。
Q.「質問なのですが、学習の中でアウトプットする効果はどれほどあると思いますか?」
「学習の中でアウトプットする効果」という アウトプットと効果を考えるとケースバイケースになりると思います。
仮に いただいた質問を「覚える・理解するといった学習の効果を高めるためるために,書き出すや人に説明をするというアウトプットを行うというのは効果がどれほどあるのでしょうか?」とすると・・・
ちょっと話を大きくしてしまいますが,
よく言われることなのですが,人は見て,聞いて,見て,口に出して,書いて,読んで,イメージしてなどいろいろな方法で学びます。それぞれ合う・合わない,慣れる・慣れていないがあるとのことです。Dさんはどういった学び方が一番うまくいきます? クラスメートや友人たちとも意見がもしかすると分かれるかもしれません。
覚えたらある程度の点数が取れる試験であれば,覚える行為に慣れてる人が得をすると思います。それを学習とするならもしかすると学習の中でのアウトプットは人によって不要かもしれませんね。(読むだけ・見るだけで覚えれる人はそれでいいとなるので)
ただ,覚えるだけでは学習の本来の目的とは言えないと思います。何を目的として学習するのか。もしDさんが目指されるのが専門職であれば,近い将来,学んだことを他者にわかるように伝えないといけないと思います。そうなってくると覚えるよりも理解をして,わからない人にわかりやすく伝えるということを目的として学ばないといけなくなるので,より深い学びをする必要が出てきます。
ですので,わたしの答えとすると,学習の中でのアウトプットする効果は,学習の目的をしっかり見据えていれば相当な効果があると思います。
この考え方は,ラーニングピラミッドという考え方が教育の中ではよく使用されます。
わたしのおすすめは「問い」をアウトプットする方法です。今までも伝えていましたが,ノートの右でも左でも縦に線を引いてスペースを作って,授業内容にツッコミ(意見)や問いを書き込みながら受講することです。これだけでも十分アウトプットできていると思います。アウトプットするという行為は能動的な行為ですから 思考が生まれるのでいいことだと思っています。
最後に,まさにアウトプットを意識しながら能動的に取るノート。紹介していますので興味があれば是非こちらも併せて読んでみてください。