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韓流時代劇と現代社会

幼い目に華やかに見えた宮中はむなしい場所だった。
いつも人で賑わっているけれど、宮中では皆孤独。その寂しさに疲れ果て、
宮中に生きる人間は、あんなにも嫉妬深いのかもしれない。
広い心で慈しみなさい。やり方を押し付けず下の者の意見にも耳を貸しなさい。
これが私からお前に送る花向けの言葉だ。
引用:「チャングムの誓い」第11話無念

はじめて見た韓流時代劇ドラマは「チャングムの誓い」でした。
最初は宮廷料理に興味もったのですが、人生の金言が多いことも気になってました。
また最初の引用で紹介したように、韓国の時代劇は宮廷が舞台になることが多いです。
官職の位ごとの衣装や言葉遣い、駆け引きや政治などに興味がわきました。
チャングムの監督であるイ・ビョンフンの時代劇ドラマ作品が複数あることを知り、
Amazon Primeで、同監督の作品をほぼ全て見ました。

イ・ビョンフンの作品を見ると、どれもおもしろかったのですが、
共通のテーマがあることに気づきました。

  • 社会の基礎が儒教で身分制度が厳格

  • 賄賂と腐敗

  • 当時の中国(明・清)や日本(倭)との関係

同時に大韓航空ナッツ・リターン事件やパク・クネ元大統領の事件が起こり、
韓国時代劇ドラマの共通性を感じるようになりました。
また、同じ東アジアで中国や香港、台湾と比較すると嫌日のレベルが段違い。
歴史の教科書の韓国だと、百済とか李氏朝鮮とか、秀吉の朝鮮出兵、韓国併合など
キーワードレベルしか学べません。
韓国ドラマを通して、他国からの日本の印象を如実に感じることができますので、歴史観を感じたかったら、一緒に韓流時代劇を観て見ましょう。

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