0918 50年以上大河ドラマを見てきた母が 見るのをやめた「どうする家康」 ~「面白くない」理由とは~
以前にも採り上げた
今年のNHKの大河ドラマ
「どうする家康」が
先週の視聴率ランキングの
ベスト20に入ってなかったそうです
うちの母親は歴史が好きで
NHKの大河ドラマが
1963年に始まってから
ずっと見てきたような人が
今年の3月頃に
「面白くないから見てない」と
言ったので「何で?」と聞くと
「今どきの感覚か知らんけど
私が知ってる歴史と違う」
ということだそうです
母親は昭和6(1931)年生まれで
「安倍さんに因縁ばっかり
つけてる共産や立民は
腹立つ」とか
「話し合いで戦争が
なくなるんやったら
私らあんな目に遭うてない」
とか言ってますが
基本的にはノンポリです
そんな母親でも嫌になるほど
NHKの歴史考察や演出が
酷いのだと思います
歴史を見る時に
一番大切なことは
「現在の考え方で
その時代を語らない」
ということなのですが
NHKにかかわらず
今の日本の多くのメディアが
製作する歴史ドラマは
やたら「反戦平和」とが
「ジェンダー平等」などという
当時には無かったはずの感覚で
製作側の「個人の感想」を
ねじ込んでくるものが
非常に目立ちます
自分も日本史の教師に
なったくらいだから
歴史は好きで大河ドラマも
子供の頃から見てました
「国盗り物語」など
今も覚えているのですが
そんな自分が大河ドラマに
興味を失くしたのは
「北条時宗」の時でした
時宗の弟が「反戦平和」で
国を護るために戦う時宗や
御家人を批判したり
「話せばわかる」などと
いわゆるポリコレ的な主張を
随所にねじ込む演出に
嫌気がさしたからです
今年の「どうする家康」も
やたら「反戦平和」の思想を
持ち込んでいるようで
当時の感覚とずれているから
設定が不自然になって
母親のような高齢者にも
不評なのだと思います
公共放送であるNHKが
偏った思想で歴史の修正を
するのは言語道断です
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