1405 日本の省庁は一体誰のために働いているのか?② ~国益軽視の外交を続けてきた「外務省」~
外務省の「体質」を
よく表している出来事が
1995年にありました
当時の外務大臣は河野洋平氏。
河野太郎氏の父です
ASEAN外相会議に参加するため
タイのバンコクに向かったものの
台風により台湾に緊急着陸を
余儀なくされました
台湾の玄関、桃園国際空港は
当時は「中正国際機場」と
いう名前であり、中正とは
北京の共産党政府にとって
不倶戴天の敵、蒋介石の号です
骨の髄まで親中の河野外相は
「蒋介石の名を冠する場所に
足を踏み入れられない」と
北京に忠誠を誓うかの如く
機内から一歩も出なかった、と
いう有名な話です
この話でわかるように
外務省は、中国や韓国には
ひたすら相手の言う事を
尊重するだけの屈辱的な
土下座外交を続けてきました
安倍政権になってようやく
中国や韓国に対しても
普通の外交をするように
なったのですが
岸田政権になってから
先祖返りをしてしまいました
「(台湾独立に関われば)
日本が火の海になる」
と中国の領事が発言したり
尖閣付近での領海侵犯や
東シナ海のブイ設置にも
「遺憾砲」を撃つだけであり
大使や領事を呼びつけて
警告することすらやりません
中国だけでなく韓国にも
自衛隊機へのレーダー照射や
対馬の仏像泥棒に対して
落とし前がついていないのに
輸出管理強化を緩めたり
スワップ協定を再開しています
北朝鮮に対しても
拉致問題よりも国交樹立を
優先しようとする勢力が
外務省内にいるのは明白で
岩屋外務大臣自身が
「日朝議連」の幹部であり
今後も国民が目を光らせて
おかねばならないと思います
外交というものは
武器を持たない戦争だと
言われることもあるのです
作り笑いを浮かべて握手して
表面だけで仲良くすることが
外交ではないのです
前駐中国大使の垂秀男氏など
日本の国益優先の優秀な人材も
財務省に比べれば多いのかな、
と思ってはいますが、
来年早々、動きがありそうな
対北朝鮮問題では
しっかりと国益を考えて
働いてほしいと思います