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1102 高市大臣の「万博延期を首相に提言」は 9月の総裁選に向けての致命傷になると思います

今日のネタについては
書こうか書くまいか
ずっと迷っていたのですが

この頃の保守系のYoutubeが
あまりにも贔屓の引き倒し
が酷いと感じるので
書くことにしました

この記事の伏線となるのは
1月下旬のこの記事です

最初にこの話を聞いた時の
正直な感想を言うと
「あーあ、高市総理の芽は
 完全になくなったな・・・」
というものでした

保守の間で人気の高い
高市大臣ですがこの発言は
致命傷になると思います

日本のような議院内閣制の
総理・総裁というのは
独裁国家とは違って
チームプレーのリーダーです
総理・総裁になる人間が
どれだけ優秀であっても
一人でできることなど
たかが知れています

一番大切なことは
各省庁の大臣や官僚や
党内の議員たちに
いい仕事をしてもらうことです

どれだけ素晴しい理念があっても
どれだけ実務処理が長けてても
部下や周囲がその力を
発揮しなければ何もできません

上の記事にあるように
万博の所轄でもない高市大臣が
総理に提言するということは

万博担当の自見大臣や
経済産業省の斎藤大臣に
何も諮らず頭越しに
トップに提言するということで
絶対にやってはいけない
「最悪の手」だと思います

ましてや、そのことを
Youtubeで発信するということは
自分を「アピール」することと
多くの人は思うでしょう

これに対して部下や周囲は
「よく言ってくれた」などと
思うでしょうか?
「他人の仕事に首突っ込むな」
「ええ格好してアピールかよ」
と思う人の方が多いでしょう

自見大臣も斎藤大臣も
大人だから表立っては
「頭越しに何言ってる?」
などとは言いませんが
腹の中は気分悪いはずです

簡単に言えば
リーダーに必要な気配りが
あまりにも欠けていると
自分は思います

学校で言えば
そんな校長の下では
教職員は率先して動きません

高市大臣は常日頃から
安倍元総理の遺志を継ぐと
いろんなところで
語っておられるのですが
周囲をその気にさせる
安倍さんらしい気配りを
見習ってほしいと思います

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