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0474 「維新」は大阪の教育をどう変えたか、を考える①

今、ネット上の最大の話題は
「橋下徹と上海電力」です
橋下氏といえば「維新」で
上海電力問題の成り行き次第で
維新という政党にも
影響は大きいと思いますが

今回は、その維新発祥の地
大阪で維新の前と後で
教育も大きく変わったのを
目の当たりにしてきたので
それについて書きます

個人的には橋下氏のことは
好きではありませんが
維新が大阪の教育に
もたらした功罪について
偏らない視点で見ていきます

まず「功」の面ですが
2つ大きなことがありました

一つは「国旗国歌問題の決着」です
それまでの大阪は
与野党の相乗り政権で
教育行政に関しても
左派に遠慮してたのか
学校における国旗掲揚や
国歌斉唱について
うやむやな態度を
とっていたのは事実です

はっきり言うと
「各学校で校長が指導しろ」
という丸投げの責任転嫁です

だから、弱い校長や
保身第一の校長は
左派組合(日教組・全教)の
主張を却下することができず
情けない入学式や
恥ずかしい卒業式が
残念ながらありました

校長も、行政がええ加減なので
そんな教員の処分も
なかなかできなかったのです

それを決着させたのが
橋下知事の維新府政でした
はっきりと「処分」を打ち出し
そのことで表面的に反対し
抗議行動をとる左派教師は
おとなしくなり
入学式や卒業式は正常化しました

そしてもう一つは
組合活動への管理強化です
新任の頃、ある先生は
授業のない日があったり
授業の持ち時間が
極端に少なかったのですが

それは「組合活動」のためで
「おかしいやろ」と
ずっと思ってました
自分以外にもそう思う人が
少なくなかったのですが
嫌がらせや誹謗中傷を恐れ
声を挙げれなかったようです

その悪しき慣習も
維新府政でなくなりました
この2つは与野党慣れ合いの
自民党にはできなかったと
思っています(つづく)

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