V5を狙う駒澤大学の戦力図 3日号砲の全日本大学駅伝
全日本大学駅伝にめっぽう強い、相性のいい駒澤大学
昨年の優勝でチームは4連覇を達成した。
今年優勝すれば全日本大学駅伝史上初となる5連覇になる。
エース佐藤圭汰がいない中で出雲2位
下馬評を覆す結果になった。
得意とする全日本大学駅伝。どのように戦うのか
駒大の区間登録選手と補欠は以下の通り。
▽1区( 9・5キロ)島子 公佑(2年)
▽2区(11・1キロ)金谷 紘大(4年)
▽3区(11・9キロ)伊藤 蒼唯(3年)
▽4区(11・8キロ)谷中 晴(1年)
▽5区(12・4キロ)村上 響(2年)
▽6区(12・8キロ)安原 海晴(2年)
▽7区(17・6キロ)森重 清龍(3年)
▽8区(19・7キロ)山川 拓馬(3年)
▽補欠
篠原倖太朗(4年)
吉本 真啓(4年)
帰山 侑大(3年)
山口 真玄(3年)
桑田 駿介(1年)
1区島子選手
島子を1区に予想に挙げている人はいなかったのではないだろうか
デビュー戦となった出雲駅伝で5区区間2位の快走
全日本も後半区間に来るかと思ったらまさかの1区
藤田監督はどの駅伝でも前半から遅れたくないということは常々言っているので1区には信頼もおける島子選手を置いたのか
2区金谷選手
ここはもしかすると区間変更の可能性もある。
しかし、私個人的には走ってほしい選手である。
関東インカレ、出雲前の記録会にもうひとつの出雲駅伝での走りなどを見ていると今年の金谷選手は覚悟を決めているように見える。
2年前の円選手のようなイメージでほんとは1区に来るかなと思っていましたが2区にエントリー。
駅伝デビュー戦でいきなり他大学のスピードランナーと戦うのは荷が重そうだが良い経験になるのではないかと思う。
変更をするならやはり帰山選手、桑田選手が有力候補である。
篠原選手も前半に置かれる可能性があるという話も出てるが後半区間に誰を置くのかを考えるとやはり篠原選手は候補から外れそう。
3区伊藤蒼唯選手
初の前半区間デビューかつエース区間となる。
今年の夏合宿は篠原選手と練習し自信をつけているはず。
出雲は少し苦しそうではあったが首位を奪取した。
駒澤大学にとってこの3区はひとつポイントになると私は見てる。
他大学は青学スーパールーキー折田選手に、國學院大學は力をつけた辻原選手。青学は4区に黒田朝日選手がくるのではと予想されており3区で折田選手に先行されるとかなりきつい展開になる。
2区に鶴川選手がいるだけに3区で追い上げたい区間である。
4区谷中選手
1年生、大学駅伝デビュー戦となる。
もうひとつの出雲駅伝で自己ベストで優勝するというかなりの猛者。
藤田監督もかなりの期待を寄せている。
タイプは藤田監督は自分に似ている選手であると話しているが
私は山川選手をイメージした。どの区間を走らせても安定感あり負けず嫌いの攻めの走りをしてくれると期待している。
5区村上選手
ここも区間変更の可能性があるであろう区間。
変更候補は帰山選手と桑田選手である。
村上選手は2年生であり、直近はいろいろとレースにでており名前をよく聞く選手だなという印象。
島子選手の駅伝デビューに同じ2年生として勢いに乗りたいところ
おそらく区間変更は余儀なくされるが初のエントリーではないだろうか
駒澤のレギュラーまであともう少し。頑張ってほしい。
そしてこの5区は下り基調で走りやすい区間。
ルーキーやデビュー戦の選手がよく走るイメージがある。
そこに帰山桑田を置くとなると駒澤としてはかなり攻め込みたい区間である。
自分のペースはもちろんだが守りに入るのではなく攻めの走りができる選手に任せたい。
6区安原選手
兄太陽選手が3年間走った区間である。2年生では6区でごぼう抜きを演じ
チームの2連覇に貢献した。そこからも6区で安定感ある走りで優勝に貢献。4年時には区間賞も獲得した。
もしここに弟海晴選手が6区を走るとなると駒澤ファンは激熱となる。
もちろんこの区間も変更になる可能性はある。
2区金谷選手がそのまま走るのであれば6区に桑田帰山のどちらかが走ってもおかしくない。
どちらにせよこの6区は非常に流れを作るうえで大事な区間である。
7区エース区間の前。走りやすい状態でエースにタスキをつなげるか
これまで安原太陽が田澤鈴木などエースが走りやすい状態でタスキをつないだように今年6区を走る選手も同じような仕事をしてほしい。
7区森重選手
さすがに区間変更すると思います。
候補は篠原選手。桑田説もありますが勝負するなら篠原選手なのではと思いますけどねええ田澤選手は1年生からデビューしてるので桑田選手置く可能性も0ではないと思いますけど。
7区はエース区間これまで田澤鈴木芽吹といった駒澤のエースが走る区間でもあったため篠原自身も7区を走りたいと思っているはず。
7区は勝負を決める非常に重要区間である。
個人的には篠原選手に区間記録の挑戦をしてほしいなと思います。
8区山川選手
昨年区間賞で区間2位と1分近くタイムが違うなど圧倒的強さで走り切った。
藤田監督も平林選手と一緒にタスキもらったら勝てるというくらい絶好調。
全日本とも相性がよく2年連続区間賞中。
箱根の5区を区間2位で走った経験もあり8区後半の登りにも強い。
今年も山川劇場で優勝のテープを切ることができるか。
私の個人的な意見としては
7区タスキをもらう時点で
國學院2分
青学1分~1分半
創価2分~2分半
このタイム差でのタスキつなぎであれば十分逆転できると考える。
これ以上離れるとさすがの篠原山川でも苦しいレース展開になるのでは。
駒澤大学の5連覇期待している。