初めてキャンプをしてみて分かったキャンプの醍醐味
「百聞百見は一験にしかず」
塩の辛さはなめてみないとわからないのと同じで、どれだけYouTubeでキャンプ動画を見ても、noteのアウトドア記事を読んでもわからないものがある。
それが「キャンプの醍醐味」だろう。
今回はじめてテント泊キャンプを体験してみて分かったキャンプの良さを、キャンプの余韻と熱い気持ちが冷めないうちに書いてみようと思う。
もちろん今回体験しきれていないことはたくさんあるので、キャンプの醍醐味はこの限りではなくまだまだある。少なくとも初キャンプで見つけられたキャンプの楽しさ程度で読んでいただけるとありがたい。
■ ドタバタしてもテント設営は楽しい
ソロ用のテントをサクッと組み立てるのも楽しいが、大型テントを初心者が集って協力して試行錯誤しながら必死で組み立てるのも楽しい。特に、設営完了したときの達成感とともに飲む冷たい飲み物がおいしくてたまらない。
■ とにかく焚き火は最高。楽しいし、癒やされる
ふたりソロキャンプの厳も語っているが、焚き火はホント不思議。火を育てていくのも楽しいし、1/fのゆらぎに癒やされるし、いつまでもずっと見つめていられる。
■ 夕焼けがきれい。たぶん星空も日の出も
沈みゆく夕日で周囲が赤く染まる様子はとても美しい。日頃、家の中にいたら見ることのない景色。インドア派だからこそこういう滅多に見れない景色がグッとくる。
今回は見られなかったが、自然の中で見る美しい星空や日の出も同じくキャンプの醍醐味だろう。
残念ながら今回は料理に必死すぎて夕日の写真は撮れなかった。次回はもう少し余裕を持てるようにしたい。
■ 失敗してもキャンプ飯はおいしい
色々な食材を持ち込んでいくつかキャンプ料理を作ってみたものの、やはり最初から全て美味しくできると限らない。失敗して固くカチコチになったり、真っ黒に焦がしたり。
でも外で食べるご飯って、なぜか不思議と美味しい。
■ コーヒーがうまい。たとえインスタントでも
本当はコーヒー豆を引いてドリップしてみたかったのだが、荷物が多いので市販のドリップパックを使ってコーヒーを淹れた。普段は豆乳とはちみつを入れて甘めにして飲んでいるのだが、こういうところではなぜかブラックがうまい。
■ あえて何もしないをしにいく。
自然の中にいると、なぜかぼーっとしたり、何もしないで何かを見つめる時間が作れる。
「頭の中を空っぽにする感じ」に近いかもしれない。
忙しく生活している中で「何もしない」という状況を日々作り出せている人は少ないと思う。瞑想とかは割と時間短めだし。よろしくないニュースなどを聞いたりすると、日々、何か黒いものが自分の中に蓄積していく感覚はある。
キャンプ後、すごくスッキリした気分でいられるのは、この何もしない時間が、頭や体の中に溜まったドロドロとした謎の黒いものを、バケツを引っくり返すようにどばっと空にしてくれてデトックスできたからかもしれない。
■ 番外編:周囲の人のサイトやギアを見て楽しむ
これは醍醐味と言えるかわからないが、とにかく色々なタイプのキャンパーがいて、横目で見るだけでも楽しい。
サイト全体の統一感を出してブラックでまとめてるオシャンティな人たちもいれば、バイクとテントの組み合わせがしびれるほどカッコいいナイスミドルたちや、おしゃれにテントの飾り付けをして、朝からパンケーキを焼いてる素敵女子たちもいたりする。
これから自分のキャンプギアを揃えていく上でとても参考になる。
もちろん反面教師的なカオスサイトもあったりして面白い。
まとめ
冒頭の「百聞百見は一験にしかず」は松下幸之助の名言。
本当にそのとおりで、経験した人にしかわからないキャンプの良さ、楽しさがあるからこそ、ドハマリする人が続出しキャンプブームになっているのだと思う。
これからキャンプに行くたびに新しい経験をしてよかった!と思えることがたくさんまだあると考えると、次が楽しみでたまらなくなってきた。
ああキャンプ沼にハマりそう、危険だ。