見出し画像

不便を楽しむものだと思ってた

最近初めてグランピングをした。
glamorous+campの造語

いうほどグラマラスだったかな?
高貴に過ごそうと思えばできたのかもしれないけど、わたしたちはマシュマロを焚き火に当てたり走り回るわんこを観察したり寒空の中星を見上げたり、結構忙しかった。

父がアウトドアな影響で多少キャンプの経験があったから、キャンプとグランピングの違いをずっと考えてた。

======================
・キャンプは、不便を楽しむ遊び
 火はなかなかつかないしテントとタープ張るだけで大仕事だし冬に行くと寝袋三枚重ね+ゆたんぽとかしないと寒いしご飯はすぐ冷めちゃう(それが良いんだけど)

・グランピングは、不便を楽しむキャンプの要素を残しながら優雅に過ごせるようになってる
不便と優雅を共存させたいなんてわがままgirl
 不便さの例でいうと、水回りが部屋の中にないし外に出る時は毎回靴を履く必要があるし、食事を用意してくれるけど朝食のハンバーガーの具材は全部自分で焼く
 優雅さでいうと、予約制の貸切温泉やサウナがあったしコーヒーミルもあった、11月に行ったから部屋にこたつがあった

======================

マーケティングでポジショニングって手法あるけど、それを考えると見事だなと思うよね
ホテルや旅館じゃない、コテージでもない、キャンプとも違う、流行るわけだ
私が行ったグランピング施設は廃校をリノベーションしていたから自治体から補助金とか貰えたのかな
人件費もホテルとかと比べたら全然かかってないと思う

グランピング施設の中だけで遊びが完結するから、もはやあれはリゾートなんだよね、、🏝️
赤字続きの沿線に作ったら、グランピング目当てで電車に乗るひとが増えるだろうな
======================

グランピングが流行る前にキャンプ場で目撃した、10畳くらいの巨大なテントの中に、130センチはあるクリスマスツリーを飾ってくつろいでいた家族をいまだに覚えてる。

すごく高貴に見えたから、彼らがグランピングのパイオニアなのかもしれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?