観たのは先月だが、まだ会期が残っているので、頑張って展評を起こす。
★公式@美術館HP★
開催 8月20日(日)まで
★公式@特設サイト★
※こっちは閉会後じきに閉じられてしまうかも。
序
抽象芸術にどっぷり浸かれる展覧会。そして、疲れる展覧会。ネットでこの展覧会の感想を眺めると、そんな印象のものが多い。
抽象芸術がテーマで、しかも大量。となると、別段美術のプロでもない身としては、「限りなく脱力して」観て回るしかない。でないと早々に力尽きるのは目に見えてる。
「力を抜く」ということは、逆に言うと、強弱を付けリズムに乗ってテンポ良く鑑賞する、ということ。美術館の仕掛けたそれらを見抜き、同調できるか。もしくは、鑑賞者自身のそれで最初から最後まで貫き通せるか。後者は、少なくとも一度は訪れたことのあるミュージアムでないと難しいが。
今回自分が鑑賞に要した時間は、約90分(ショップのぞく)。観覧料、1800円に十分見合う内容・体験だった。
タイトルにも書いたが、展覧会とアーティゾン美術館、それぞれを同じぐらい楽しんだ。ところどころ「!?」「??」と思うものはあったが、今回はリズム重視でそれらには触れず、ごく私的に良かったところ・面白かったところだけをピックアップする。
ご参考になれば、幸いです。
本 編
今回はすべて写真で語る。
★☆★参考★☆★
~~プレイバック「抽象と幻想」展(1953-1954)~
@東京国立近代美術館 2023年 コレクション展
(再び、アーティゾン美術館に戻る。)
お ま け
* * *
もしここを訪れるのが初めてなら、最後のショップも素晴らしいので、
その時間も見積もっておくといい。
もう一点、ここはオシャレきめていくのが、吉。
それにしても、ここの照明システムは極上だった。照明機器メーカーがバックにある汐留の某美術館すら上回っている感じ。このあたり、前回来たときは気づかなかった。まだまだ修行が足りない感じ。
以 上