reface DX で YM2612 の音が出せるかも(正弦波だけど)Part 2
はじめに
前回の記事では、オペレータのDTUNE項目を弄ってYM2612に近づけようとしていましたが、今回は、本体のマスターチューン(M.TUNE)を弄ってみました。
結論
各OPのDTUNE+8でいい。
もう先に理由書いときます。reface DX 本体で、他の31個の音色全部に音程が影響してしまうからです。
(1)はオペレータ1個だけに影響する、(2)は本体全体に影響する。
→じゃあ、(1)の「各OPの"DTUNE"を"+8"に設定する方法」で。
他の場面で他の音色を使った時、極稀に耳がめっちゃ良い人が居たとしたら
「あれ?音程が、ズレて聴こえて来る」ってなるもん。
実験はしてみた
reface DX 側のメイン周波数(マスターチューン、M.TUNE)を441.4Hzに設定することです。それでYM2612に最も近くなります。
国際的/標準的な「ラ(A)」の周波数が440.0Hzなので、昔のチップは少ない容量でコレに近づけたのかなと言う感想はあります。
(動画はリンクで後日配信します。動画ファイルそのまま貼っ付けるの大変やもん。ダウンロードする皆さんも負担掛かるし。)
追記: 2021年2月27日、動画リンクを掲載しました。
今後
双方、オペレータは4個あるしアルゴリズムも似てるので、reface DX 側のオペレータをYM2612側に寄せれば良いと思います。reface DX 側は設定が複雑で大変そうですけどね。周波数と音の大きさがうまく調節出来ればなんとかなるでしょ。