reface DX はちょっとビービー言う-1
はじめに
reface DX は、FM音源のシンセサイザーだけあって、パラメータさえきちんと合わせれば、本当に昔のFM音源チップみたいな音が鳴ります。雰囲気は合格範囲です。しかし、ぴったりバッチリな波形を作るのは難しいと思います。
音色だけで エンベロープ全部無しで
reface DX は、各オペレータのパラメータのうち、以下の項目を合わせれば、YM2612と殆ど音色が似ます。
・ LEVEL(YM2612でいうTL)
・ FREQ( 〃 MT)
・ ALGO( 〃 AL)
これに加えてエンベロープ(音の立ち上がりや減衰など)のパラメータも足していくと、私が訳分からなくなってしまいます。パラメータの数は少なく、シンプルに攻めてみる事にしました。
ストリングの音 全然似ない
PC(YM2612 側のパラメータ)
こちらのエンベロープは全部リセット(AR=31, DR=0, SL=0, SR=0, RR=15)しました。
reface DX ではOP1〜OP4の順番が真逆なので、気をつけてパラメータを入れて行きます。しかもLEVELの数値も双方真逆。「LEVEL = 127 - TL」として入力します。
次はFREQ。
ここの(3)オペレータはOP2のMTと同じ5.00とすべきでした。
次はアルゴリズム。
左右ひっくり返せば分かるはず。
これで演奏しましたが、似て非なる音になりました。
ベースの音 コツ分かってきた
中略。画像だけ。LEVEL = 127 - TL,
FREQ = MT (MT = 0 の時だけ FREQ = 0.500)。
これは似た。しかしながら、reface DX に変なノイズがあるような・・・。
おそらく、reface DX 側でどこかのパラメータを弄ればそれが無くなるはず・・・。後に実験した、エレクトリックピアノの音色でそれが"ちょっとだけ"判明しそうなのです。
それは次回以降に。