『Lví 4/4 / ライオンの4拍子』ができるまで
この曲を作ろうという時にはすでにサーカスをテーマにアルバムを作ろうと考えていました。
なるべくサーカスぽいメロディを作りたいとイントロを作ったのを覚えています。
アレンジはエレクトロニカアーティストのi am robot and proudみたいにできたらなあと作りはじめました。
彼の音楽は可愛らしい色んな種類の音色が細かくおもちゃ箱のように散りばめられていて全体の雰囲気を作り出していく打ち込みの音楽
Aメロはsalyu × salyuのオマージュを入れて歌詞の単語をぶつ切りにしたり左右に振り分けて遊びつつ。みのがピアノの曲をやりたいと言っていたからここにはピアノを入れた気がする。
全体の構成、サビの四つ打ちやCメロの雰囲気はpetite mellerの The Flute を参考にしています。この曲もみのが教えてくれた曲。
今回のアルバムはみのが不参加ということになっているけれど、思い返すと前半に作っていた曲は、みのからのアイデアが少なからず入っているので、なるべくこの制作秘話には記しておきます。
話は戻り、このpetite mellerのアートワークに完全にやられました。おもちゃのサーカスの時にも書いたけれど、この時期はフォークロアという言葉に心を奪われていて、こんなに民族的かつアーティスティックな世界観にすごく憧れていました。
デモの段階では歌の部分が少なくて意味のある歌詞を載せるような曲ではなかったのだけれど、PEIACOがこの曲を気に入ってくれて、結果このアルバムの核にもなり得るような、めっちゃ可愛らしい歌詞とアレンジを加えてくれました。
特にCメロの歌詞がいい!!
ゆめみるまえから ゆめでゆめから さめても ゆめのよう
めぐりめぐる ねじまきの メリーゴーランド まわるまわる
この曲に出てくるライオンは絵本版『Cirkus hraček』で主役級?の活躍をするのでこちらもぜひ注目してください。