もう、「組織」は不要?

「クラウドソーシング」という働き方が、定着してきました。
 今ではインターネット上で、見えない人と仕事をするのが普通になってきています。
 それと同時に、「フリーランス」という働き方もハードルが下がってきました。昔、必要だった「コネ」や「キャリア」「(悪い意味での)信用」は、もう必要なくなってきましたね。
 そうなると、もう「会社」という存在は、不要なのでしょうか。
 少なくとも、昔のように乱立する必要はないように思います。
 自分のことは、自分で管理する時代になりました。
 大きな組織に所属して、請け負ったりする仕事は、もう古いのかもしれませんね。

 となると、「著作権の譲渡」についても、考える必要があります。
 昔は作家が「出版社」に、著作権を販売し、利益のみを作家が受け取る方式でした。ですが、作家個人でも商業活動が可能な昨今では、そのような著作権の所在がうやむやになってしまっています。

 ならばいっそ、「出版社」という会社ではなくなれば良いのです。
 作家一人一人を「売り出す会社」、ならば必要性があるように思いますし、それは作品の著作権を一挙に買い取るのではなく、お互いに利益を分割するような気持ちでいるべきなのではないでしょうか。

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