待ってるからねが辛かった
20年強の社会人生活の中で2度ほど大きく体調を崩したことがある。
1度目は過労で倒れるまで、
2度目はストレス過多だった、
しかしどちらも共通してしんどかった言葉がある
「大丈夫、待ってるからね」
悪気がないこともわかっているし、むしろ気遣ってくれている
でもこの待っている
という言葉が、その心遣いが
その時のわたしには申し訳なさの方が重くのしかかってしまった
そもそも甘えるのが苦手な人達がなりやすい
鬱や適応障害、
「待ってるからね、安心してね」
はお言葉に甘えてという気持ち以前に
こんなに良い人達に対して申し訳ないの方が大きくなってしまう
なので、いつ戻れるかわかりませんから…
退職したいです
になってしまった。
退職を本人が希望してしまっては、会社側は状況上引き止めにくくなる
そもそもこの会社にいて起きてしまった体調不良だから
本人が居たくても
会社側がいて欲しくても
お互いの利害は本質的に一致していたのに
結果は退職になってしまう
これも大きなコミュニケーションミスのひとつの事例と言える
では、どうすれば良かったのだろうか
いつからコミュニケーションはずれていたのだろうか
何度も言うように
コミュニケーションは質より量だ
そして、量が増えることによって質が高まる
これはある意味コミュニケーションも練習ということ、その相手、その相手との距離感
好きなもの、得意なもの
本人が苦手と思っていること、人
それらを知る事で
うまく立ち回らせてあげる事が出来る
それを全ての人と出来れば
チームとしてどう回すのがみんなの力を最大限に生かして回せるのかは見えてくる
それがマネジメント
見えてこない場合は
まだ情報量が少ないメンバーがいるはず
だからと言って情報収集しようと思ってコミュニケーションを取ろうとする人がいる
それは相手にも伝わって
相手は不快だ
根掘り葉掘り、今の世の中セクハラやプライバシーの侵害と言われなねない
それに、情報収集のための会話はコミュニケーションとは言わない
質疑応答だ
そして、相手のことを知りたいなら
自分を開示する必要がある
あなたがどんな人かもわからないのに
なぜあなたに心を開くのだろうか…
常に逆の立場のとこを考えて行動する必要がある
相手の立場に立って自分から行動する
自分が部下との関係性に悩むなら
あなたが新人時代、
どんな上司と働きたかったか
あなたが同僚に悩むなら
あなた自身はそれを今行動で示しているのだろうか
柔軟にあらゆる角度から決めつけずに相手と向き合って関わっているだろうか???
相手に可能性がない?
そうおもってるなら、相手もあなたに可能性がないと思ってる可能性がある
相手は自分の鏡
あの人笑いかけてくれないな
あなたは笑いかけてる???
挨拶しないじゃん
挨拶してる???
してるの、私は出来てるの
本当に?
その瞬間を鏡や姿の映った窓ガラスで確認してみたら
もしかしたら
声は小さい、笑ってると思った笑顔はひきつってるかもしれない
だからコールセンターの人たちはデスクに鏡が置いてある
思っているより人は笑っていないし
声は小さいのです
そんなことない!
もし違うなら、今度はパワーが強すぎて相手は引いてるのかも
ごく稀にあるパターン
コミュニケーションは相手との力加減が大事です、コーチングはダンスをするように
とも言いますが、まぁそんな感じでも
日本人はさりげなくペアダンスを踊る文化がないので………
例えると…
大縄跳びで飛ぶタイミングを合わせる時みたいな感じ、かな…
誰かが入ってくる時はちょっとゆっくり、
なんなら少し入る隙間空けてあげよ
とか
縄を回すのが上手い、飛びやすい
早くて、飛びにくい
下まで回してくれて、飛びやすい
回す幅が小さくて、飛びにくい
入るタイミングを掴めなくて
困っちゃう人
早く回してもらって高速回転で飛びたい人
ゆっくりセーノで飛びたい人
たくさんいろんな人がいて
それをみーんなであわせて目標回数飛ぶことに向かうのがまさしくチームワーク
それを普段の生活に落とし込んだら
ウォルトディズニーの言う通り
ここでは全てのことがチームワークで成り立ってるんだ
小さなチーム
から中ぐらいのチーム
そして大きなチーム
もっともっと大きなチーム
残念ながら人は1人で生きては行けません
1人で会社もできません
社長は自分のやりたいことをそれが得意な人たちにお願いしてやってもらってることを思い出しましょう
最初は1人でやっていたはずです
でも手が回らなくなり
1人おねがいし、もう1人もう1人………
そうして増えた1人では成し得なかった今ではないでしょうか?
でもその感謝の気持ちを皆さんに伝えてますか?
ありがとう
たすかってるよ
もっとこうして行きたいんだ
力を貸してくれる?
あなたの言葉はあなたが思っている以上に
メンバーの力になります
支えになります
声をかけておけば良いわけではありませんが、
声をかけないよりはずっと良いです
家族であろうと
みな別人格、別個体です。
伝えなければ伝わりません
口頭で伝えられないのならば
メッセージカードでも良い
クリスマスにケーキの一つもプレゼントしたらみんなとても喜んでくれるはずです
その経費が勿体無い???
自分の気持ちを伝えるためのアイテムとして伝わって欲しい形で伝わるなら安いか当然の必要経費だと思います。
それで思わぬ力を発揮して
会社がおおきくなるなら
みんなウィンウィンですよね?
そう思いません?
そして、あなたから動くことで
各幹部は同じように動きます
そして、そう動ける人を配置しましょう
自ずと社内みんながチームワークの本質を理解し
尊重し合い
本人達の得意な分野で輝きます
自信がつきます
意見交換が正常な形で行われます
エスカレーションの形が整います
社員の熱量の道筋を作るのです
ありとあらゆる形で
その熱量があなたに届くように
そんな理想系と思いますか?
ちょっとの愛情だけだと思います
会社への愛情でもいい
事業への愛情でも良い
社員への愛情でも
おおーここに来て愛とか言っちゃう
って思いました?
私も思いました
でも、好きなものにはもう一歩のアクションを人は起こします
それは愛情の力が一番強いです
収益への愛情でも良いんです
それを得るためなら
問題や、状況をきりわけ
アドラーの問題のの切り分けです
細かくしてひとつひとつと向き合いましょう
1人では無理なら
それを信頼できる幹部と共有しましょう
一緒にやってもらうのです
さて、でもここでお気づきの方がいらっしゃったら素晴らしい
収益への愛情でも構いません……
構いませんがここの紙一重なのが
ブラック企業です
笑
ブラック企業を辞められない人達は
口々にこう話します
「人は良いんです」
「だからもうちょっとがんばろうって…」
頑張りの搾取です
ボロボロになるまで搾取して本人が耐えきれなくなったら辞めていく、
会社は自主退職なのでなんのお咎めもない
悪い人たちではなかった………
と思うっているあまりに労基にはとどけない
とんでもないからくりですね
でも
その社員ひとり1人の人生にまで
愛情が行き届けば
こんなことは起こりませんし、
それは労基に伝えるべきことだと言うことが
ひとりひとりの社会人の認識が変わります
あなたの会社にいた期間に傷つくのではなく
あなたの会社で磨きをかけて
輝いておくりだしてあげればいいのです
いい意味で
社員に執着しては行けません
社員には社員一人一人に
あなたの会社だけでは経験できない人生が待っています
そこまで考えられるようになり
それを社内に浸透させられれば
大きさは関係なく
あなたの会社は一流企業です。
そのお手伝い徹底的にします!
そして、私たちアイライトがなくても出来る環境づくりをします!
それがわたしの仕事です。