原材料によって効果と味が変わる!意外と知らない青汁の基礎を紐解く3つの原材料とは?
以前、完全食というそれだけで栄養が補える食事について紹介しましたが↓
食事(栄養)の補助をしてくれる食品なら以前から存在しています。
その中でも特に代表的なものと言えば「青汁」
「まずい!もう一杯!」
という誰もが1回くらい聞いたことあるであろうインパクト大なCMで一躍全国に広がりました。割と最近とは言え、日本の健康補助食の先駆けとなっています。
超どうでもいいんですけど、なんで未だに「青汁」って名前なんですかね?「グリーンパウダー」とか「グリーンジュース」とかの方が名前の印象良いと思うし若者ウケしそうなんですけど、商標登録とかの問題なんですかね?
そんなことはさておき、その青汁が現代社会においてどんあ効果があるのか、また飲みやすい飲み方などについてご紹介します。
青汁の効果と原料における違い・選び方
結論から言うと、青汁の細かい健康効果と味わいは原材料によって変わります。
しかし基本ベースの健康効果は同じなので、プラスどういう効果を求めるかで選び方が変わってきます。
まず、青汁の健康効果としては
・美肌やガン抑制など抗酸化効果
→ビタミンC、ビタミンEやβカロテンなどの抗酸化作用により、細胞の酸化や老化を抑制でき、更にビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける効果もある。
・お通じ改善や生活習慣に関わる病気の予防
→豊富な食物繊維によって便通改善、また悪玉コレステロール値・血圧・血糖値を下げる効果が期待できる。
この基本の効果に加え、原材料の違いからプラスの効果や味わい(飲みやすさ)が変わってくる。
この原材料は、現在国内流通している多くの青汁は主に
・ケール
・大麦若葉
・明日葉
の3つの原材料からできており、これらの違いで効果と味わいが少し変わってきます。
1.ケール
非常に強い苦味が特徴の野菜。しかし、その苦さだけあって健康効果は抜群。
「野菜の王様」と呼ばれる程で、様々な栄養素がズバ抜けた量含まれている。
例えば
・ビタミンA→ニンジンの2倍
・カルシウム→牛乳の2倍
・ベータカロテン→トマトの5倍
・食物繊維→セロリの2倍
と一部抜粋でもこのレベル。
その他にもビタミン各種、ミネラル、葉酸、たんぱく質なども豊富で、単一の野菜としては最強レベル。
ただ前記の通りかなり苦いので、そこがネック。
2.大麦若葉
ケールと比べると大体同等かそれ以下の数値になってしまうが、その特徴は甘さと苦味とクセがない味わい。これによってケールよりもだいぶ飲みやすい青汁になっている。
抹茶と相性が良いらしく、よく見られる抹茶風味の青汁は大抵大麦若葉のケースが多い。
3.明日葉
大麦若葉のような甘さは無いが、ケールのような強い苦味も無いので飲みさすさで言えば中間あたり。
栄養価はケールには及ばないが、明日葉の特徴は食物繊維と抗酸化効果。
食物繊維はケールの2倍と相当な含有量があり、便通改善の効果、また、カルコンという抗酸化作用の強い成分が含まれているので、他よりも強い老化防止や美容効果が期待できたりと、女性に嬉しい効果がプラスされています。
これらの違いから、欲しい効果によって選ぶのがベストです。
簡単にまとめると
ケール
→とにかく栄養満点な青汁が飲みたい人向け。味わいは苦めな上級者向けなので、初めからこれはマズイ印象になるのでオススメできない。
大麦若葉
→抹茶風味のものが多くかなり飲みやすいので初心者向け。これでも栄養価自体は十分あるので、苦いのが苦手な人はこれがオススメ。
明日葉
→女性向けと初心者〜中級者向け。女性に嬉しい成分が多いので女性はこれをオススメしたい。癖も少なく飲みやすい部類なのもポイント。
といった感じ。
しかし、メーカーによって味わい・美味しさが変わってくるので、1番良いのは「飲みたい原材料の青汁をいくつか買って、その中で1番美味しいと思えたものを飲む」のがベスト。
ただ、ボックスで売ってるものが結構多いので、最初は個別包装の単品で売ってるやつから飲んでみるのがオススメです。
個人的なオススメの飲み方・食べ方
青汁自体の飲みやすさも大切ですが、更に大事なのがその飲み方。普通に水とかで割ったら美味しさ面でも栄養面でも損します。
そこで、個人的な青汁と組み合わせてオススメのものをご紹介します。
・牛乳
→牛乳には臭いを取る効果があるので、青汁の青臭さを和らげてくれ、また同時にカルシウムの補給もできるので一石二鳥です。青臭さの強いケールにオススメ。
・果物系の甘い野菜ジュース
→スーパーとかで売ってるマンゴー味とかの野菜ジュース。青汁分に加え野菜ジュースの栄養も加わり、甘い味わいからとても飲みやすくなります。明日葉にオススメ(抹茶風味の大麦若葉は味が喧嘩するのであまりオススメはしない)。
・ヨーグルト
→酸味とまろやかな味わいでかなり食べやすい。その原材料にもオススメだが、乳酸菌・善玉菌が摂れる分、食物繊維の多い明日葉が特にオススメ。
・ハチミツ
→上記全てに相性が良く、追加で甘さを加えられるので、青汁の風味がどうしても苦手な人にオススメ。特に甘み少なめの牛乳とヨーグルトに相性抜群。
まとめ
青汁は野菜不足が嘆かれる現代にとって、ビタミンなどの栄養を補える大切な一つの手段です。
しかし、青汁はビタミン類が多く含まれているので、多量に摂取するとビタミンA等の過剰症になる恐れがあるので、1日1杯ペースで飲みましょう。
また、青汁はあくまでも栄養を補ってくれるものであり、これだけに頼るのも良く無いです。加熱で消失する栄養素だってあるので、ある程度適切な食習慣と運動も忘れずに、セットで飲んでください。
それらを注意すれば現在において、ビタミン類等を補い、健康な体作りをサポートする良い相棒になると思います。
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