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人生の "隠しギフト" に気づいた日

今年、東京でも雪が何度か降りました。

昨年、突然

「雪が降ったら行こう。ここが真っ白になったら景色が絶対きれいだ」

と思っていた場所があり、その為の雪にも対応できそうな長靴を夏から購入して待ち構えていたんです。

そして今年、ベランダでお茶を飲みながらひと息ついていた時のこと。

マグカップから立ち上る湯気の向こうに見える、降りつもりだした雪を見ていたら

「今だ!」

と、心が鳴り、長靴をはいて出かけました。

そこは東京のど真ん中にありながら、足を踏み入れてみるとそれはそれは真っ白。

まるで遠い雪国か、外国にワープしたような錯覚。

池も森も天然スノードームのように別世界になっていて、想像以上でした。

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あの暑い夏の日、使うかもわからない長靴に防寒の中敷まで入れる準備を、玄関の靴箱前でワクワクやっていた時間からの贈り物。

ああ、人生って何もかもこんなふうになればいいのになあ。

こうなりますようにああなりますようにって想像しながら準備して、その日がやってきたらパッと動いて願いが叶う。

それも想像以上に素敵に。

しんとした寒さすら感動的で、どんどん白くなりゆく景色を見ながら、時間を忘れて立ち続け、思いました。

その日は来ないかもしれないけれど、準備はしておく。

その準備や支度が楽しかったなら、もしもその日が来なくったって素敵なことには変わりないわけで、その時想像した世界が目の前を明るくしてくれていることは事実。

何もしないよりはずっといいし、何かして叶わなくてもその気持ちがなかったことにはならないわけで素敵は素敵だし、叶ったら最高だし、想像以上の形で叶ったらまたその先の想像以上がやってくる。

シンプルにそんなことなんだと思うのだけれど、時として、人生こねくりまわして考えすぎよね。

美しいものを見た時、感動した時、心が静かな時はそんなふうに素直に思えたりします。

いろんなことがあって渦中の時は、そういう考えに至らない時もあるし、だからこそ、静かで穏やかな時をより大切に。

その時間が、必ず助けてくれるから。

そんなことを思う冬です。

さて。

1月、雪が東京中を真っ白にしたその翌朝。

大凍結する路上で、驚く光景を見かけて、この先の人生へのヒントや素敵すぎる光をもらいました。

みなさんにシェアしたくなったのでこそっとお話ししますね。

このお話しは、きっといい気分になるし、辛い時だって人生が楽しみになる。

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