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「年齢は年齢!」 ただの数字ではない

★ 「年齢はただの数字」とか言ってると逆に出遅れる

来月で47歳になります。

「とったとったー、またとるなー」

という感じです。

「もうすぐ50歳なんだ!?」 

あっという間に60だねって自分でびっくりするけど現実は現実。

よく聞く「年齢はただの数字」って、都合のいい言葉には違和感を覚えるんですよね。

じゃあ、誕生日って「ただの数字」をお祝いしてるんですか?

とか意地悪な気持ちになっちゃう。

私は、年齢って、時計みたいに便利なものだと思うんです。

この時間になったらこれを食べましましょうとか、この時間には動きましょうとか、気温が高くなります、低くなります、暗くなりますとかを知る目安にするのと同じ。

その年齢で、どのように体が発達して、変化が起きて、どこが弱ってきて、だいたい何が起こって、こういう病気になりやすい、だからこういうことに気をつけましょうというのを、たくさんの人たちの研究や先人たちの命をもって教えてくれているのだから、ありがたく情報としてもらえばいいと思ってます。

年齢がわかっているからこそ、するべく対策がわかり、先を歩いている人たちの経験からしたほうがいい予防ができる。

それを「ただの数字」と言って、自分の本当の年齢を確実に知っているのに表向きにドヤ感でいたり、自分に言い聞かせようとしても、本当は自分の良心が一番困惑しているんじゃないかなあ。

例外はあって、叶姉妹レベルで「年齢はただの数字です」というのは、もはやエンタメ化されているし、ディズニーランドレベルの世界。

なので、その世界観に気持ち良くまるごと飲み込まれていきますが、それ以外の時は、誰かが言っているのを聞いても、誰かから訊かれても正直いつも困惑してしまうんです。

私の見た目を若く見積もって下さる方が

「年齢なんてただの数字ですもんね」

と、おっしゃることが時々あるんですが、せっかくお気遣いやサービスで言ってくださってるのにと思いながらも、正直に首を振ります。

「年齢は、年齢以外のナニモノでもないし、それを認めて対策しているから若く見積もって頂けているだけなんです。私は、ちゃんと歳をしっかり食べています」

これが私の本心であり、ずっと大切にしてきたこと。

これは、高校生ぐらいから芽生えた感覚で、それがあったからこそその時々で「今」と、そして「少し先」と「すごく先」を見越して、試行錯誤しながらケアしてきました。

失敗もたくさんしたし、不必要なこともあったと思います。

その中で、やっぱりこれがいい結果出せてる理由だよなあっていうものの大筋を、がっつりシェアしたいと思います。

この記事はマガジン『なんでそんなに若いの? 美容法教えます』掲載です。
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30数年自分人体実験してきた上で、どれも、正直に書いた自信のある記事です。
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