合格した時の話
私は、残念ながら元アイドルではない。
小説やアニメでアイドルものの作品をいくつか書いているので、勘違いされることがあります。
私は、アイドルになれなかった人間で、元アイドルなんてたいへんおこがましいこと。
語ると長くなりますが、一言で言えば、私にとってアイドルって本当に特別な存在。
ひとつの「概念」みたいなものです。
ある意味そこと一体になりたくて、10代の頃、私は本当にたくさんのオーディションを受けました。
それを苦労話みたいにインタビューなどで訊かれることもあるけれど、辛いと思ったことがない。
あれはねえ、ほんっとうに楽しいんですよ!
オーディションって本当に楽しい。
大好きでした。
もしも、オーディションという仕事があるとしたら、私は、その職業につくでしょう。
というぐらい好き。
もちろん落ちると悲しいし、ものすごく悔しいんだけれど「次がある!」って「夢がある!」ってことだから、無限に走っていけるような気がしていました。
当時は、アイドル、タレント、女優、そういうものがわりと全部いっしょくたになっていた時代。
正統派の女優さんもガンガン歌を出すし、アイドルもどんどんドラマや映画に出るし、バラエティをメインにやっている方達はバラドルと呼ばれていたりしました。
だからオーディションを受ける女の子たちは、その時々の流行りにあわせて
「誰からも好かれる女優さんになりたいです」
「バラエティができるタレントさんになりたいです」
みたいなことを言って合格を狙っていた時代。
あの頃、私もそれに近いことをあれやこれやと言っていましたが、今思えばほとんど意味がなかったと思っています。
なので、ほとんど落ちました。
そんな中、合格したこともあったんですよね。
役に立ったのは、あるひとつのことでした。
これは、私が今でも信じている世界が変わる術。
べつにオーディションや、何かの試験を受けるだけでなく、普段、いろんな時にあると便利なことなので、どなた様にも通じることだと思います。
エピソードも含めてシェアしますね。
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