生きのび方

★ 夢も希望もないと思っても

道ゆく人や、電車に乗ってい人、お店で食事をしている人、横断歩道で待っている人……。

みんなみんな「なんか楽しそうだなあ」「幸せそうだなあ」「いいなあ」と思うことがあります。

人々の笑顔や華やぎが眩しすぎることがある。

気候の良い時の連休中とか、イベントが重なる季節の街なみとかは特にね。

だからといって、それを今自分がすぐしたいわけではなかったりするんだけれど「いいねえ」と思う。

そして、時として、自分がとても辛い状況にあると

「今の自分になんて夢も希望もあったもんじゃねえし、色恋だの家族だんらんだの、おしゃれだのウキウキショッピングだの、それどころじゃない真っ暗闇の絶望なんじゃ！」

と密かに思うことだってあるのが人生。

でもそれって、その自分のまわりで楽しそうにしている人たちだってわかったものではなくて、束の間の楽しさの中にあるかもしれないし、無理しているのかもしれないし、楽しさだってある意味努力であるわけだし。

だから、辛い気持ちを隠して我慢しようとか、努力して楽しくなりましょうとかいうのにも違和感。

みんな一緒だよ、みんなそれなりに辛いんだよ、あなただけじゃないよという結論で落ち着くのもなんか違う。

時々

「辛い時はどうしていますか？」
「悲しい時の乗り越え方を教えて欲しい」
「悩みとか、何もかも嫌になることは？　そういう時どうしてますか？」

というようなDMを頂くことがあります。

あるよ、辛いこと。
悲しいこともいっぱいです。
理不尽でひどいめにあうことだってあります。

でも、今も生き延びています。

その「辛い時の生きのび方」とは……。

この年齢ですから、５０年近い歴史と伝統ある方法ではあるもののへへへ。

「私の場合は」のお話になりますが、どんなふうにしているかをお話しますね。

生きのび方どうこうだからと言ってそんな暗い話でもないので、だらだらしながらでも、移動の途中でも、何か食べながらでも、のんびり読んでください。

それでは、スタート。

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つづき　↓

★ どうにもこうにもうまくいかなかった時の不思議な出来事