TVアニメ作品を書いていた頃の大切な話
◆ 物書きの仕事のしかたとは突然ですが……
規則正しい生活は、ほんとうに人生にとっていいのか。
何かに集中しだすと、毎回その疑問が立ち上がる。
体のためにはいいのだろうと思う。
でも、体ってそもそも人生こみの乗り物だと思う。
だから、その乗り物がどんなに整備されていようと、決められた一定のリズムで、メリハリですら計算され尽くされた自動ゆりかごのように淡々と揺れ続けたのでは、なんだかなあ……。
小説や脚本を書いている時、だいたい三分の一ぐらいに差し掛かるといつもその