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【俳句幼稚園】〜お菓子で3句・その2〜

炉の名残ひよこの君は今いずこ

(季語・炉の名残)


写真はWikipediaさんよりお借りしました。

福岡銘菓「ひよこ」

ボリューミーな白あんの
優しいホクホク感が、
くせになります😋





芸術系の高校で、声楽を学んでいたころ。
伴奏をしてくれていた子に、よく「ひよこ」を
届けていました。



うちの母が福岡出張のたびに、ひよこをお土産に買ってくれると話したら、その子が食い気味に
「ぼくにも!」と。


ハーゲンダッツのセブンフレーバーを、
ひとりで平らげるほどのわたしに、
彼は勝るとも劣らない
「スイーツ男子」だったのでした。




六角形の箱に入った
ひよこのやり取りは何度か続いたものの、 
卒業後、音信不通に。



いまどうしているんだろうね、と、
3年間一緒だったクラスメイトたちと
話はするものの、彼は行方知れずのまま。

そういえば、童顔なのもいま思えば
ひよこ🐤っぽかったような……。


鶫さんの「お菓子で一句」
トップ画の「ひよこ」で、
「あぁ!」と思い出が降りてきました。






米粉マフィン吾子のもペロリ花曇

(季語・花曇)


写真左が米粉マフィン


もうすぐ2歳になる娘は、去年から
親子リトミックのお教室に通っています。


そこの先生が、体験レッスンの生徒や
新しい生徒がレッスンに加わるときなどに、

必ずつくってくれるのが、
トップ画にもなっている「米粉マフィン」です。


それを、親子2個セットで
かわいい袋に入れて、娘をはじめ
ちいさい生徒たちに手渡してくれます。


もらった娘は、それはもう喜んで
「むすめちゃんの!」と言って
絶対に離しません。


ところが、ある日の午後。



いつにも増して身体が激しく
甘いものを求めていたので

欲求に抗えず、


娘がお昼寝しているスキに
マフィンを、ふたつともペロリ……😱


幸い、娘はあんなに大事だったマフィンの
存在を忘れてしまっているようなのですが、

母親のわたしは、小さな罪の意識に
さいなまれています……。





風炎よもっと焦がしてシブースト

(季語・風炎)

スタバさんのシブーストケーキです。


わたしにとっては、まぼろしのお菓子だった
シブースト。





なんと、スタバでも食べられるでは
ありませんか!


喜びいさんで頬張ったら、なんだか

口の中で「ジュッ」と燃える感じが足りない。


「山火事の原因になる」(季寄せより)
「風炎」に、きんいろの部分を
もっと焦がしてもらわないと!



ブールミッシュさんのシブースト。

はじめに「本家」の味を知ったものだから、
知らず知らずのうちに
シブーストのハードルを
上げてしまっていたようです💦


シブーストの、焦げ感を求めた一句です。


でも、口溶けのよいクリームに、
洋梨のしゃりしゃり感。

なんだかんだ言っても
スタバのシブーストケーキ、
美味しくいただきました😋




【おまけの1句】


チョコレート苦いの奥は春の虹

2歳前の娘にチョコレートは、まだ早い。
見られないように食べれたらいいのですが、
そうもいかないこともあるものです。

ここで、わたしが美味しそうに食べると
「むすめちゃんも、たべたーい!」と
収集がつかなくなるので、

「娘ちゃん、これは大人のお薬よ。とーっても、苦いの! うぇっ!」

と、ひと芝居うちながら食べています。
そのときの心の叫びを、一句😅





こちらの企画に参加しました^ ^





ラベンダーさん&中岡はじめさん企画
「お菓子で一句」

前回の3句も合わせて6句、
おつきあいいただき、ありがとうございます😊


お菓子がないと生きていけない
でも若いときと違って代謝が良くないので
体重は増えるいっぽう……


とりあえずスタバのクリームたっぷりコーヒーと
ケーキの組み合わせを、1日も早くやめないと。


変わり果てた姿になってしまう
危機感と、お菓子を切らしたくない
欲求のはざまにおります😅


ともあれ、楽しい企画を
ラベンダーさん、はじめさん

ありがとうございます😋

いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。