【俳句幼稚園】〜お菓子で3句・その2〜
炉の名残ひよこの君は今いずこ
(季語・炉の名残)
福岡銘菓「ひよこ」
ボリューミーな白あんの
優しいホクホク感が、
くせになります😋
芸術系の高校で、声楽を学んでいたころ。
伴奏をしてくれていた子に、よく「ひよこ」を
届けていました。
うちの母が福岡出張のたびに、ひよこをお土産に買ってくれると話したら、その子が食い気味に
「ぼくにも!」と。
六角形の箱に入った
ひよこのやり取りは何度か続いたものの、
卒業後、音信不通に。
いまどうしているんだろうね、と、
3年間一緒だったクラスメイトたちと
話はするものの、彼は行方知れずのまま。
そういえば、童顔なのもいま思えば
ひよこ🐤っぽかったような……。
米粉マフィン吾子のもペロリ花曇
(季語・花曇)
もうすぐ2歳になる娘は、去年から
親子リトミックのお教室に通っています。
そこの先生が、体験レッスンの生徒や
新しい生徒がレッスンに加わるときなどに、
必ずつくってくれるのが、
トップ画にもなっている「米粉マフィン」です。
それを、親子2個セットで
かわいい袋に入れて、娘をはじめ
ちいさい生徒たちに手渡してくれます。
もらった娘は、それはもう喜んで
「むすめちゃんの!」と言って
絶対に離しません。
ところが、ある日の午後。
いつにも増して身体が激しく
甘いものを求めていたので
欲求に抗えず、
娘がお昼寝しているスキに
マフィンを、ふたつともペロリ……😱
幸い、娘はあんなに大事だったマフィンの
存在を忘れてしまっているようなのですが、
母親のわたしは、小さな罪の意識に
さいなまれています……。
風炎よもっと焦がしてシブースト
(季語・風炎)
わたしにとっては、まぼろしのお菓子だった
シブースト。
なんと、スタバでも食べられるでは
ありませんか!
喜びいさんで頬張ったら、なんだか
口の中で「ジュッ」と燃える感じが足りない。
「山火事の原因になる」(季寄せより)
「風炎」に、きんいろの部分を
もっと焦がしてもらわないと!
シブーストの、焦げ感を求めた一句です。
でも、口溶けのよいクリームに、
洋梨のしゃりしゃり感。
なんだかんだ言っても
スタバのシブーストケーキ、
美味しくいただきました😋
【おまけの1句】
チョコレート苦いの奥は春の虹
2歳前の娘にチョコレートは、まだ早い。
見られないように食べれたらいいのですが、
そうもいかないこともあるものです。
ここで、わたしが美味しそうに食べると
「むすめちゃんも、たべたーい!」と
収集がつかなくなるので、
「娘ちゃん、これは大人のお薬よ。とーっても、苦いの! うぇっ!」
と、ひと芝居うちながら食べています。
そのときの心の叫びを、一句😅
こちらの企画に参加しました^ ^
ラベンダーさん&中岡はじめさん企画
「お菓子で一句」
前回の3句も合わせて6句、
おつきあいいただき、ありがとうございます😊
お菓子がないと生きていけない
でも若いときと違って代謝が良くないので
体重は増えるいっぽう……
とりあえずスタバのクリームたっぷりコーヒーと
ケーキの組み合わせを、1日も早くやめないと。
変わり果てた姿になってしまう
危機感と、お菓子を切らしたくない
欲求のはざまにおります😅
ともあれ、楽しい企画を
ラベンダーさん、はじめさん
ありがとうございます😋
いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。