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見えてこない私から、伝えられる私へ
「中川さんって、コーチングやろうとしてる?」
とある交流会のフリートークタイムで、お互いの自己紹介後、しばらく会話していたら、お相手の方からこう言われました。
心の中では
「どうゆう事なんだろう?ああ、仕事のこと聞かれたのか。」
と考え、
「ええ、はい。」
と答えました。
すると、
「やっぱりそうなんだー。なんか、会話が硬いというか、中川さんと話していても、中川さんが見えてこないんだよね。コーチングの傾聴をやってくれようとしているなら、少し納得。」
と言われて、私は、知らず知らず日頃からコーチングをやろうとしている自分に気づきました。
同時に、自分の中のコーチ像である
「ニュートラルの心で何でも受け止める。」
ことにこだわりすぎていたために、感情や気持ちを出さなかったことで「中川さんが見えてこない」と感じさせたことに気づくことができました。
昔の自分だったら、「中川さんが見えてこない」と言われたら反射的に、
「傾聴の仕方に失敗した。正しい聴くってどんなことなんだろう?」
と考えて、傾聴の仕方を調べ回ってコーチングスキルのジプシーになっていたか、
「ああ、自分は傾聴もできないんだ。だったら人と話すことなんて止めよう。」
とコーチングは無駄だったと考えて、コミュニケーションを閉ざしていたかもしれません。
でも、今の自分は、
「昔は、人と会話することすらできなかった自分が、拙くても会話できてるよ。コーチングの学びが生きているよ。」
と思えたと共に、
「じゃあ、気持ちも出せて伝えられるコーチになろう!そしたら、もっと自分を広げて、自分の強みや得意を教えられる伝えられる人にもなれるかもしれない!」
と、この出来事をとても前向きに捉えることができています。
自分をニュートラルに保つことは大切だけれども、そこにとらわれすぎて「自分」を見せないままだと、本当に伝えたいものが伝わりませんでした。
今は、自分の気持ちや想いも大切にしながら、伝えられるコーチを目指しています。
そうなることで、「話すこと」「伝えること」が、クライアントの成長と可能性を広げる力になると信じています。
皆さんも、自分の気持ちを伝える勇気を持ってみませんか?
あなたらしい会話が、きっと誰かの心に響きます。
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