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私の「考える」ということ
初対面の人に、よく考えているひとですね、と評されることがあって。そもそも、こういう人ですよねって型にはめて表現されるのが全然好きになれないけど。私は第一印象は柔らかく、話したら何やら複雑に入り組んでいる感じがするらしい。外はふわふわ、中はさくさく。木ではなく森。そのギャップ? を面白いと言ってくれる人、そういう人だと思わなかったと冷めていく人。いろいろいる。考えてない人なんていないだろう!と思う。
私の「考える」とはなにか。
自分の内側に響く心の声。
小学生の頃からテレビっ子でドラマが好きだった。ドラマの中の人物から心の声が聞こえてくるパターンがあって、発声してないのに語りが聞こえてくるのが不思議だった。そんなことができる? 自分でもできるのか試してみた。実際には発声せず、体の内側で声を出してみる。あー…。これでいいのかな…。これがはじまりだったと思う。私が考えるときは、心の中で自分と対話するようになった。声を出さなくても話せる! 最高! 何でも言いたい放題!
13歳の時にドラマ『サトラレ』が放送されて、私の中のこの会話がもし誰かに聞こえていたらどうしよう、と急に恐ろしくなったこともあった。
地球に立っている。
新しい場所でも地図さえあれば道に迷わないという特技がある。これは自慢だ。家族がみんな方向音痴だったからだけど。ある時、妹からなんで? どうしたらよくなるの? と聞かれた。たぶん知りたいのはコツみたいなものかなと思ってこう答えた。
んー…
あの遠くのビルの窓から
自分がどう見えるか想像したことってある?
Google Mapの視点、鳥の目線、ドローンの映像。自分が常にどの位置でどう動いているか、どう見えているかを考えてみる。すると自然に地球上にいる一人の人間を捉えて意識できる感覚になる…?。
地球のどこに自分がいるのかを考えていた。
夏の星座にぶら下がって
上から花火を見下ろして
答えを探してみたものの、大袈裟すぎて恥ずかしいが、あながち間違っていない気がする。遠くから自分を見下ろしている感覚がある。
常に私自身を客観視している自分が、
内側にも、外側にもいること。
よく考えるとちょっとこわいけど頼もしい。
こうやって考えたことを言語化することが最近は楽しくなった。このnoteは自分のための記録として。