Tech Open Air 2019 day.0(開催前日)
気になっている中で、まだ行ったことがなかったテクノロジーカンファレンスであるTOA2019に来ています。
TOAはベルリンのtech & artイベントで、数年前から開催されています。
開催団体自体が法人になっていて、ベルリンを中心に、ヨーロッパのテクノロジーコミュニティの一角を担っている存在です。
昨年は日本版をインフォバーンが主催したようでした。今年はやるのかな?
本番はDay.2-3で、Day.1とSay.4(最終日)はサテライト・カンファレンスで埋められています。
今後、何度も行くかわからないので、今回は全日程参加するつもりで来ています。
ベルリン自体の話
第一印象としては、思ってたより社会インフラが古臭いのが目につきました。
インフォメーションパネルがいちいち見にくい。が、この情報の集約法は昔の日本に通づるところがあります。
最初鉄道やバスを使って移動を試みましたが…
あまりの難しさに理解を断念。笑
※この時点ですでに21時を回る。明るい!
ホテルまでの道のりをタクシーに切り替えますが、ベルリンはUberを使ってもタクシーを呼べます。
逆に相乗りUberがなく、タクシーとUberXのみの取り扱い。
※のちに知りましたが、TAXI Berlinというアプリがあり、こちらだとタクシー自体の相乗り許可メニューがあるそうです。(相乗りを許可した方が安い)
運転手との会話。
日本で有名な会社は、ソニー、パナソニック、ああ、そうだ、ニンテンドーもだな。
ベルリンで一番有名なテクノロジーカンパニーは?
やっぱりシーメンスかな。
シーメンス、根強いブランド力です。
翌朝、街を歩きます。
どのガソリンスタンドにもカフェとコンビニが併設されています。さすが車社会。
信号も機能美にあふれていますが、正直ごちゃごちゃしてわからないのと、人が立つ位置次第で隠れます。大丈夫なのか。
ベルリン中央鉄道にも、改札という概念はない。
ショッピングセンターの地下と屋上にホームがあるイメージ。
街の中で出会った本当に駆け出しのスタートアップカンパニーだという3人にデザインの無骨さは、実験のアロワンスと言い切られた。それが本当に機能してるなら、それはそれでスタートアップには良い環境だ。
レンタルサイクルがそれなりの種類、ある。
が、基本的にホストがはっきりしている。
最初に泊まったホテルが市街から遠く、移動にUberXを使ったのだけど、ファンタオレンジとサワークリームクッキーとピーナツバターチョコをくれた。
なんの話かというと、数年前、Uberが出たての頃のサンフランシスコ周辺でも同じような光景が見られたのだ。良いサービスが広まる時は、こういういい意味での利用者のなりふり構わなさがある。
こうした新しい雇用や経済を生むサービスは、こうして熱心なファンによって知名度を引き上げられる効果を纏う。すばらしいね。
あとは思った以上に英語が普通に通じることに驚いたが、通じない人は全く通じなかった。
ありがとうはわかるのに、サンキューが通じない。そんなことがあるのか。
歴史的に国同士が友好というのはそういうことなんだな、と。
そして初日最後に気づいたのは、街にアートが溢れかえっているということと、壁という壁に絵が描かれていることだった。
きっと壁を見たら絵を描かずにはいられないんだろうとさえ思う。
なんだろう。これ。
多分、ライブハウスかクラブ?
着国初日のレポはこのくらいにして、次はいよいよDay.1で参加したサテライトカンファレンスの話をしたいと思います。