Yohei

Makuake 取締役CTO|システム・アーキテクチャについての考察や、サービスExperienceと社会構造の洞察、デザイナーやエンジニアをはじめ、広くクリエイターと社会の関係性、新しい技術の受け入れ方などを書きます。 2児のパパなので、家庭環境も題材にしたりします。

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    データ可視化はデータ活用の第1歩ですが、そうした TIPSをまとめていきます。序盤は代表的なSQLの書き方にフォーカスする予定です。

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microserviceアーキテクチャのその先にあるIoTの進化をワクワクして楽しもう。待っているだけじゃもったいない。

この記事はMakuake Advent Calendar 2022の24日の記事です ※めちゃくちゃ遅れてすいませんでした。 2022年9月、Googleは自社のスマートホーム向けラインナップの新製品発表と共に、MatterというIoT規格への対応を発表しました。 MatterはIoT業界が現状抱えている代表的な困り事を取り除くポテンシャルを秘めています。今回はこの規格にまつわる話です。  IoT・スマートホーム業界を取り巻く悲しい状況この規格が策定されたのには、いくつか

    • 理解の連鎖を作り、課題乗り越え力を加速度的に身につけよう

      ※これはマクアケの社員に向けた社内誌に掲載した要約版メッセージの全文版です。 まず最初に「すべての仕事はその過程や成果を通じて社会を大なり小なり変えている」と僕は考えています。 仕事の上での「社会」は「影響を及ぼす範囲」のことで、指し示すのが市場だったり、業界だったり、むしろもっとフォーカスして自分のチームだったり、自分が所属する「会社」だったりと「社会」の前提は様々ですが、すべての職種に一様に言えることです。 要するに「自分の仕事がどんな社会の何をどう変え、価値を生み出す

      • エンジニアのコンピテンシーマトリックスを作った(翻訳した)ら、スキルイメージの共有がしやすくなったり、チームの強いところ、弱いところがわかりやすくなった話

        こんにちは。 スイッチ押し忘れて2日遅れの投稿になってしまいました。。。 生内です。 今回はエンジニアのコンピテンシーマトリックス(CM)を作った(翻訳した)話をしたいと思います。 元ネタはこれです。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/131XZCEb8LoXqy79WWrhCX4sBnGhCM1nAIz4feFZJsEo/edit#gid=0 中のエンジニアリング・ディレクターが2018年に公式ブログ(翻訳版)で公開したものです

        • プロダクト・マネジメント戦略?①目的の見出し方と目標の捉え方

          Makuake ADVENT CALENDAR 2020年の記事です。 こんにちは。Makuake CTOの生内です。 今日は、先日意見交換会で展開したプロダクト・マネジメント戦略の話を抽象化してお届けします。 プロダクト戦略の話ではありません。プロダクト・マネジメント戦略の話です。 第1章的に書いてみようと思いますが、需要がありそうだったら第2章、第3章と書いていきたいと思います。 プロダクト・マネジメント戦略プロダクト・マネジメント戦略という言葉は僕が勝手に言って

        • microserviceアーキテクチャのその先にあるIoTの進化をワクワクして楽しもう。待っているだけじゃもったいない。

        • 理解の連鎖を作り、課題乗り越え力を加速度的に身につけよう

        • エンジニアのコンピテンシーマトリックスを作った(翻訳した)ら、スキルイメージの共有がしやすくなったり、チームの強いところ、弱いところがわかりやすくなった話

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          ひとのパッション・印象のレイヤーを図示化してみました。|UX × 認知科学

          先日UXと認知科学の関係性が強力であることについて、メキシコ生まれのUXサイエンティストとディスカッションをしました。 拙い殴り書きから生まれたパッション・情熱のレイヤリングを解説するのにいいグラフィック素材があったので拝借して組み合わせて絵を描きましたので、シェアしたいと思います。noteですが、文章はこれだけです。 次回はレイヤーごとの解釈とプロダクト改善に活かすポイントを解説したいと思います。

          ひとのパッション・印象のレイヤーを図示化してみました。|UX × 認知科学

          採用活動でエンジニア250人と面談・ヒアリングしたので簡単にサマってみました

          今回のマクアケ開発本部ではエンジニア・デザイナー採用フェーズで、2019年10月〜2020年3月までで250名弱のエンジニアと会ってきました。 その中で、採用に至った人も至らなかった人も含めて、お決まりの角度で聞いた質問と、それに対する回答をサマライズしてみましたので共有します。 象徴的な回答傾向へのレビューも併せてご覧ください。 まずは前提となる参考情報を。 あくまでこんなスタックを持った開発チームのCTOからのビューであることをご了承ください。 マクアケの技術スタック

          採用活動でエンジニア250人と面談・ヒアリングしたので簡単にサマってみました

          認知科学|もし誰もまだ体験したことがない社会を実現したくなったときに、感染症から学ぶ気にすべきこと①3つの重要な要素とは?

          この記事は Makuake Development Team Advent Calendar 2019 Day.1 の記事です。 まずは、まだ誰も体験したことがない社会を実現するというのは、どういうことか考えてみます。 実現前 ①その社会の姿を誰も知らない ②その社会が実現されたときに自分がどう思うか、誰も知らない ③その社会が実現されていないことによる不便は存在していない 実現後 ①その社会の姿を誰もが受け入れている ②その社会について、大多数の人が近い感想を持ってい

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          IaaS各社が提案しているクラウドコンピューティングの次。

          この記事は Makuake Development Team Advent Calendar 2019 Day.1 の記事です。 クラウドコンピューティングリソースを提供しているIaaS大手といえばAWS・GCP・Azure・Alibaba Cloudですが、各社、一通り従来のOSベースでのアーキテクチャ構築インターフェースを提供し終えた後に、各社思想を色濃く反映して次世代バージョンのインターフェースを提供し始めています。 そうした「クラウドコンピューティングリソースへの

          IaaS各社が提案しているクラウドコンピューティングの次。

          フェミニズムの議論は、女性権利の話ではなくて、女性らしさそのものにフォーカスする|Tech Open Air 2019 day.1(後編)Rising Female Founder Stars 5th Edition

          前編(Tech Open Air 2019 day.1(前編)NBT Session - Next Big Thing)はこちら TOA2019のday1、TOA19 Satelitesの参加レポートです。 2つ目はRising Female Founder Stars 5th Edition。 これも歴史の長いイベントなのだそうで、今回は5回目の開催がTOAの会期に併せて行われたとのことでした。(ちなみに前回も同じくTOA2018のサテライトイベントとして行われてい

          フェミニズムの議論は、女性権利の話ではなくて、女性らしさそのものにフォーカスする|Tech Open Air 2019 day.1(後編)Rising Female Founder Stars 5th Edition

          Tech Open Air 2019 day.1(前編)NBT Session - Next Big Thing

          さて、ベルリンのtech & artカンファレンスであるTOAの初日です。 初日のプログラムは基本的にサテライトカンファレンスで埋められています。 ベルリン市街の様々なワーキングスペースで、カンファレンスやPitchコンテストが行われるのです。 全てのセッションで印象に残っている光景があるのだけど、それは会った人に実際に口頭で話すとして、noteでは以下2つのセッションに絞って代表的に感じたことをここでは述べていきます。 ①Go Big: The NBT Pitchin

          Tech Open Air 2019 day.1(前編)NBT Session - Next Big Thing

          Tech Open Air 2019 day.0(開催前日)

          気になっている中で、まだ行ったことがなかったテクノロジーカンファレンスであるTOA2019に来ています。 TOAはベルリンのtech & artイベントで、数年前から開催されています。 開催団体自体が法人になっていて、ベルリンを中心に、ヨーロッパのテクノロジーコミュニティの一角を担っている存在です。 昨年は日本版をインフォバーンが主催したようでした。今年はやるのかな? 本番はDay.2-3で、Day.1とSay.4(最終日)はサテライト・カンファレンスで埋められています。

          Tech Open Air 2019 day.0(開催前日)

          MakuakeのCTO、生内です

          Noteをやる際は自己紹介書くんだそうで、そんな流儀も知らずに今まで書いていました。(^^; MakuakeでCTOをやっています、生内洋平と申します。 よろしくお願いします。 何者ですか?札幌市(の近くの月形町)で生まれ、諸事情あって北海道の妹背牛町で育ちました。 小学生時代はゲーム漬け、学生時代終始通じて宿題は学校でやる派でした。 中学生からは音楽とゲームのハイブリッド、 高校、大学になるにつれ、音楽が人生を支配し始めます。 新卒時代は全国ツアーを回るインディーズバ

          MakuakeのCTO、生内です

          データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(LTV編)

          このシリーズは、データビジュアライゼーションを担当する人にとってのSQL の代表例を解説するシリーズです。前回記事はこちらです。 ・データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(時系列集計編) ・データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(複数の軸を同時に集計する場合) 今回は、これまたインターネットサービスを取り巻く上でよく出てきがちなLTVの代表的な出し方について解説しましょう。 LTV = Life Time Value獲得顧客1人あたりの価値を表

          データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(LTV編)

          データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(複数の軸を同時に集計する場合)

          さて、今回のSQLシリーズは男女の集計を同時にするにはどうしたらいいんだろうかという話です。(前回記事はこちら) これはもうちょっと抽象的に言うと、異なる切り口での集計を複数同時にグラフに起こしたい場合にどうやるのがいいのかという話です。 今回も、前回同様ベースのSQL サンプルはこちらを利用したいと思います。 SELECT  DATE_FORMAT(users.created_at,"%Y年%m月") AS "対象",  COUNT(users.id) AS "登録人

          データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(複数の軸を同時に集計する場合)

          データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(時系列集計編)

          今回はビジュアライズのためのSQLの基本的なサンプルをいくつか紹介したいと思います。 データを知恵に変換していく過程において、様々な業種がひしめく企業の中でビジュアライゼーションは当たり前に行われていて欲しいコミュニケーションの一つですから、これがスムーズでないとCTOは怒られます。笑 こういったところは意外とアナになりがちなので、こういう技能の普及に努めるCTO は世の中にも意外と多いことでしょう。 redash や metabase など、SQL を扱えるデータビジ

          データビジュアライズのための基本的なSQLサンプル(時系列集計編)

          2019年SNS考察①個人情報やプライバシーがぎっしり詰まったSNSアカウントを守りきれる時代はすでに終わっている

          最近自分のfacebookに見知らぬ外国人、しかも様々な国からの友達申請が頻発している。 その多くは明らかに乗っ取られた形跡のある最新の投稿に埋め尽くされているのだが、そうした猥雑な投稿をかいくぐってタイムラインを掘り下げると、そこには乗っ取られた本人と思われる個人のライフレコードがまざまざと残されている。そこに気づいてしまった最近は、そのような友達申請をそっ閉じ、放置することにしている。 セキュリティ対策にかかる青天井の費用感インターネットサービス界隈に身を置いていると

          2019年SNS考察①個人情報やプライバシーがぎっしり詰まったSNSアカウントを守りきれる時代はすでに終わっている