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【Museo Soumaya】やっぱりシークエンスな話

メキシコシティのソウマヤ美術館に行ってきた。
フェルナンド・ロメロが設計している。
メキシコ出身の実業家カルロス・スリム・エルー(Carlos Slim Helú)のコレクションを展示する美術館。
彫刻から絵画までさまざまな種類のコレクションがあり、しかも入場無料。
美術品が所狭しと並べられた太っ腹な美術館だった。



目を引く外観

そんなことより1番は外観。
16,000枚のタイルが曲面を作り出し、そこに朝日や夕日が当たって時間によって違う姿を見せる。


なんといっても目を引くのは外観



夕日が映る


階段とスロープの組み合わせが面白い。
エントランス。
1枚を曲げて製作


中のスロープが面白い

そして中もシークエンスが楽しかった。
あの曲面のすぐ内側をスロープで少しずつ上がっていき、美術品を楽しみつつ、最後に無柱空間が広がる。
スロープも曲面によって側面の壁の傾きが変わり少しずつ違う表情を見せ楽しかった。



入って正面の作品地獄の門。その背景にスロープの斜め線。
ここから上がっていく
模型があった。屋根はこんな感じ
基壇は要らないのね


作品展示の平らな部分をひと回りして、スロープを登ってを4、5回繰り返す



最後のスロープ
最上階。無柱空間。自然光が気持ち良い。


少しずつスロープを上がっていき、それぞれのフロアの変化を感じ、最後の大空間のフィニッシュという流れだった。
帰り道が同じ経路だったのが少し残念。二重螺旋にしても面白そう。エレベーターで降りてもよかったのやけども。

総じてかっこいい楽しい建築でした!


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