ハンコと朱肉の話
はんこの鑑定
最近結婚しました。
バイト先にいた主婦の人から、ハンコを作ろうと思ってハンコ屋に行ったら、たまたま鑑定ができる人がいて見てもらってすごい良かったという話を聞いていて、結婚したら私も作りたいなあと。もう5年前の話をずーっと覚えていて。
ハンコを作ろう
そう思っていたにも関わらず、結婚から半年、1年と過ぎそうな中で、ある1ヶ月の間に実印に出会う機会が2回ありました。
1つは仕事で契約を結ぶときに、スーツとは無縁そうな、いつも無造作に髪を束ねているお客さんが実印を出してきたとき。
ギャップを感じると共に、やっぱりそういうところちゃんとしないとなあと思ったり。
もう1つは会社の30代の先輩が役員になるときに、印鑑証明が必要だと言われて実印を作っていたとき。
役員になるのになぜ印鑑証明がなぜ必要なのかと驚くと共に、やっぱり急に必要になるなと思ったり。
そんなことが立て続けに起こる中、そろそろ教えてもらったあのハンコ屋さんにいくか、いやまだ早いと思っていたところ、遂に私も口座の名前変えてねと会社からお達しが出て、ちょうど平日に京都に帰る機会ができたので、もう今しかない!となり、滋賀の大津にあるハン六で吉相を見てもらってきました。
ハンコはあなたの分身
話を聞いているとハンコの世界も面白くて、鑑定に流派があったり、さんずいへんは元の「水」の画数で数えるんだよなどなど。
面白かったのは、朱肉の話。
ハンコはあなたの分身、彫ってあるところはあなたの顔にあたる。
顔を洗うときに他人が使ったの嫌ですよね、それと一緒で、誰が使ったか分からない、とんでもない借金を背負った人も使っているかもしれない朱肉を銀行で使うのは良くないですよ、マイ朱肉を持ち歩いてください、と。
確かにそう言われると気持ち悪いと感じるかも。
あとは上下が分かるように削ってあるのをやりませんという話。
これもハンコが分身だから、削るなんてダメで、ちゃんと分身と自分の顔を見合わせて、上かどうかを確認してから、自分の思いをハンコに乗せてください、とのこと。
靴を揃えると運気が上がるとか、トイレ掃除をすると運気が上がるとか、根拠があるような無いような話やけども、大事にしたいなと思うお話しでした。
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