ペルーでの日々の記録

フィエスタにおけるビールの回し飲み

任地19日目。今日は日曜日、日本と同じく母の日です。

ペルーでは母の日というイベントは1年の中で(クリスマス、年始に次いで)3番目に大きいイベントらしいです。

私の町でも直前の金曜日は母の日のセレモニーが市役所であり、お昼まで仕事をしてその日は終了。お昼からのセレモニーに出たい人は出て踊って終わります。

土曜日や母の日当日の日曜日は各家族で集まって一緒にご飯を食べたり大音量で踊ったり。

私のホストファミリーも外部者の私を快く迎えてくれて、一緒にお昼を食べてお酒を飲んで踊ってきました。
そこで出会ったお酒のマナー。

これ、お酒弱い人どうするの、、?的な感じで終わりなくビールが回ってくるのです。笑

ペルーの北部のお酒の席のみなのか、家族や友人がそろって踊ったり飲んだりする場でビールが回ってきます。そのビール瓶にひとつにつきグラスもひとつ回ってくるのですが、その順序がこちら。
① ビールとグラスを持っている人がグラスに好きな分だけビールを注ぎ、ビール瓶を適当な誰かに渡す。(丸く円になって座っている場合は隣の人が多い)
② ビール瓶を渡したらその注いだグラスのビールを飲み干し、グラスをビール瓶を渡した人に渡す。
③ ①②を繰り返す。


ここでのマナー違反は、グラスが空のままビール瓶を渡してグラスも渡すこと。
ビール瓶を渡す際は必ず自分にビールを注いで飲んでグラスも渡すというのがマナーであるため気をつけよ、と言われました。
(守っていない人もいたけど笑笑)

私はそんなマナーがあるとはつゆ知らず、最初から日本での飲み方のようにグラス並々に注いで普通に飲んでいて、5時間くらいあるパーティの序盤1時間でほろ酔いになっていました。

もうビールは飲むのやめておこうと決めたあたりからそのビール瓶が自分のもとにたくさん回ってきて、マナーどおり飲むことに。

ビール瓶はその場で常に複数回っているので、3人に一人のペースでビール瓶が回ってくる。笑

そんなの聞いてない!もう飲めぬ!と思いながら2ミリくらいグラスに注いで飲んでいました。

自分のところにビール瓶が回らないよう遠くの人に渡しても、外国人への接待なのか初めての異人の珍しさなのか、私のギブを知らない家族たちが次々にビール瓶を回してくれる、。笑

私はお酒を飲む際に早めにストップをかけるタイプなので、正直まだ飲もうと思えば飲めましたが、もし早めに出来上がってしまっていたら結構しんどいなあと思い、これからはスタートダッシュを弱めにしようと決意した夜でした。

はじめに自分のグラスに日本での飲み方のように並々にビールを注いだ時
「ちょっとにしないとだめだよ!早くお酒まわっちゃうよ?!」と言われたのはそういう意味だったのか、とあとあと反省。

海外にいるとビール瓶とグラスひとつとっても、飲み方というのはかなり異なるものだなあと思います。

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