日本と同じもの
任地118日目。月曜日。
今日は隣の集落の学校に行って授業を見てきた。これからこの学校に環境教育と日本文化の異文化交流をしようと思っているのだけれど、実際ペルーの小学校でどのように先生が授業をしているのかを見る機会がなかったのでお願いして見せてもらった。
45分区切りだけれど、私が見たのは1時間半休憩なしでやっていた。今回見せてもらった授業は生徒との主体性も少し現れるような授業だった。道具はビデオ、模造紙、ペン、以前配った授業用のプリント。「人間科学と文化」の授業でカナダとペルーの文化や伝統の違いをテーマに授業をしていた。
そのあと校長先生と話して12月までのスケジュールを少し話した。手書きの自分の希望するワークショップの紙を見せて話したけれど校長先生的には気に食わなかったらしくかなり詳細を書くようにお願いされて、学校の指定のフォーマットをもらった。そりゃそうか、笑
実際データでサンプルをもらったし、ワークショップのスケジュールと各ワークショップの内容については時間があるときに固めようと思う。実際この町の学校では、今日もらったデータの様式でおおよそ言葉を交わしていそうだし、他の学校との交渉の時も作ったサンプル見せれば話が通りやすそうだから私的にも好都合。
お昼を食べて次は農業組織の会議へ。また違う集落まで足を運んだ。初めて行く農業組織、挨拶して農薬などの注意事項についての講習に一緒に参加させてもらってきた。帰宅は19時。ペルーの会議は本当に長い。
帰り道、講師の人も私の町を通るとのことで車に乗せてもらった。
通り過ぎる車たちが車のライトをパッシングさせて通り過ぎていく。
そう、私が乗っている車のライトがおそらくハイビームになっていたのだ。
そういえば前に他の車に乗っていた時もお昼にパッシングを対向車がしていて、運転手が車のライトを消していた。
対向車に対してライト上向いてるよーとか、ライトついてないよーとか、消し忘れているよーとか、そういうサインは日本でもしてくれると思うのだけれど、これはペルーも同じなのだ。
私は車の運転をするのが好きで、車を運転するもの同士のコミュニケーションも面白いなって思う。
このパッシングは特に気づきやすい合図だけれど、ライトついてるよーって車の合図で教えてあげるってなんかやさしくない??
日本にいるときも好きだったんだけど、それがペルーでも同じって知ってなんか少しほっこりしました。
前置き長くなりましたが、今日はそんな話でした。