フィールドメモ1(小さいお金のやりとりで回す町の経済)
任地17日目の記録。
私の任地は小さな町ですが、お金でのやり取りがとても盛んです。
都市で育つとそんなの当たり前でしょーー!と思うかもしれないですが、よく家族とか友人とかはつけとか割引とかそういうのあるじゃないですか。
農家も多いし、物々交換などもあるのかなと思っていたのです。
でもみんなのやり取りを見ていると少ない額でもしっかりお金のやり取りがあって、お釣りもちゃんと返している。
小さい町でみんなほとんど顔見知りなのにそういうのはしっかりやりとりするんだーと感心していたのですが、これは小さい町だからこそなのかなと反対に思いました。
小さい町だからみんなそれで商売している。たったの1ソルでもたくさん取引があれば大きい額になる。その儲けを得るために仕入れたり販売をしている。そしてそのお客さんはその地域の住民であるためそこに金銭のやり取りがなければ経済が回らなくなってしまう。
小さいお金のやり取りがいたるところでなされている。
1ソルのお菓子だったり
2ソルのタクシーだったり
2ソルのトイレットペーパーだったり
7ソルのレストランだったり
1ソルのレモネードだったり。
貧富の差は町の中にはあるけれど、誰かががっぽりというよりはみんなでお金を使いあってそのお金でみんなで生活を作っている感じ。とても興味深いなと思いました。
サポートありがとうございます!! いただいたサポートはペルーでの活動費用、地域や国際協力についての学び、出張費に使わせていただきます。