2年半弱ぶりに念願の任地へ移動
ペルー382~383日目(/8~9日目)。月曜日&火曜日。
月曜日は朝JICA事務所に行って簡単なオリエン、午後は時間ができたので大きいショッピングモールへ。火曜日はいよいよ任地への移動でした!
月曜日のショッピングモールの目的は、本屋さんで①中学校の歴史の教科書とDELEの教材を買うこと、②防犯グッズを買うこと。の2点でした。結論から言うと、どちらも達成できませんでした!笑
行ったのはJockey Plazaというペルー最大級のショッピングモール。日本の幕張イオン的な大きさです。フードコートもブランドショップもレストラン街も映画館もメガスーパーも。いろんなショップが入っています。
ここにはきっとあるだろと、本屋さんで買いたい本を探したのですが、残念、全然ありません。(2店舗もあったのに、全然なかった!!)日本でいう紀伊国屋みたいな本屋とかは全然なくて、あってもコンビニサイズの小さい本屋さんです。ペルーではあまり本は読まないのかもしれません。
JockeyPlazaはとても広いのでなにかはあるだろうと一応ぶらぶらしながら防犯グッズなども見ていたのですが、なし。途中で出会った日本の友達に買ったトランプだけが、唯一の収穫となりました。でもレストラン街にあるChilisではタコスやペルーカクテルを飲めたので満足です。リマらしいいいひとときでした…✨
ホテルへ帰って荷物をパッキングして次の日、いざ任地へ。待ってました、タンボグランデ!!!この日をどんなに待ちわびたことか。現実なのか夢なのか、3,4年前の自分はまさかコロナで帰るなんても思ってなかったし、また協力隊として再訪するなんてもっと思いもよらなかったので、久方ぶりに任地に向かっていることがほぼ信じられていませんでした。友達ともほぼチャットの連絡だけで、ビデオ通話なども最近はしていなかったので、なんか夢の世界に行く、みたいな。
着いたら前にいたときに一番お世話になった同僚がお出迎え。みんなでタンボグランデに向かってホストファミリーのところまで送ってもらい、荷物を運んでばいばい。私の勤務は次の日からになりました。
家に着くと前と変わらない部屋に通され、そこに自分でもドン引きするくらいの荷物たち。これをよくここまでちゃんと保管してくれたことでしょう。2年半前に置いていった荷物は当てにできなかったので、今回はまた4か月必要となるだろういろんなものをもってきてしまって、部屋はあふれんばかりの私のものでいっぱいに。大片付けの1日になりました。
突然の強制帰国だったからどうしようもなかったけれど、2年分と思って持ってきた常備薬やコンタクトの液、クレンジングも愛用していたスキンケアグッズも、もう使えないし、カップラーメンも本当に大事に食べていたから、あと1年元気に過ごすだけの愛用品たちがタイムカプセルのようにそのままスーツケースの中に入ってました。なくなく捨てるのはもったいなすぎる、、 何かに使えないかなと思いつつ、今も部屋の片隅にあります。ホストファミリーに食べれないかな?と相談したら「ないない!絶対やめたほうがいい!少なくとも私たちだったら食べない!」と。いや、日本人も食べないけどね。すごい変人と思われたかもしれない。笑
やっぱり物をもつというのは環境にもお財布にも手間としてもそれなりにいろんな負荷がかかるのだと改めて思いました。まだまだ使えるものたちは最後帰国するときに誰かにあげたりフリーマーケットをやったり売って売り上げを活動費にしてもらうなどで考えようと思います。
それにしても、任地の空気感も人の感じも、ご飯も気候も、変なにおいとかなぞの水漏れとか、騒がしい音楽とか、寝てしかいない野犬とか、恥ずかしがり屋の子どもたちとか、運転マナーの悪い三輪バイクとか、全部変わってなくて懐かしくて、ここを2年半前に去ったのが、つい昨日のことの様で今でもまだ少し、ふわふわした気分。
1年協力隊――→日本2年4か月――→4か月協力隊
という経験はある意味貴重で、空白の期間が長かったし結局トータルでも2年居れるわけではないけれど、その分長期的に関われるということで、今回の身分で享受できるいろんなことを純粋に楽しんで頑張って過ごそうと思った日でした。