ペルーでの日々の記録

日本の台風19号とペルーのデモ

任地171日目。木曜日。

今日は朝からワークショップをやりに少し離れた集落へ。環境×地元学のワークショップでした。

そのあとお昼過ぎにオフィスに戻りマンゴーについて情報収集。記事によって差はあるけれど、やはり私の町があるピウラ州がマンゴーの生産量80%くらい占めているみたい。

家に帰って本を読んでシャワーを浴びて洗濯をしてブログを下書きして今。

日本では台風19号が接近しているとのことで、ペルーにいてもTwitterなどで情報が入るので大きな災害にならないといいなと遠くから祈っています。

日本はなぜだかそんなに大きい災害になる予感があっても会社を休まないし、経営者や上司は休ませないし、とても謎です。休むべきです。

自然災害を甘く見すぎだと思います。もし備えていて弱まったらそれでいいじゃないですか。、弱くなって被害少なくてよかったね、でいいのに。なぜ備えないのか。。

これは私の身近な人にも伝えているのですが、どうも危機管理が弱いのかなんなのか。東京に住んでいると、ありがたいことに自然災害の被害が少ないです。もちろん台風や地震、たくさんあるのですが、いつもポイントから少しずれているのです。

だから東京がマヒすることは今までもほとんどなかった。だからなのか危険意識が低い気がする。これは東京に限ったことではないのかもしれないけれど。

医療関係やインフラなどのどうしても行かないといけないところ以外はもう外出しないって決めたほうがいい。そういう習慣にしていったほうがいい。それくらい日本は自然災害が多いし、甘く見ることはできないと思う。


ペルーでは自然災害もあるけれど、デモがとても多い。デモがあるとすべてが止まる。通行止めになるから野菜も果物も入って来なかったり、銀行員が出勤できなかったり。だからなんか謎の1日が出来上がるときがある。レストランもお店も開いていない。町中に人はいても、日向ぼっこしていたり。

だって動いていないんだもん、あたりまえじゃん、て感じ。

日本はそうするにはまじめすぎるのか管理されすぎているのかわからないけれど、そうはできないのかなー。人の命ほど優先すべきものはないと思うんだけれど。

あと自然災害がペルーでもし起きたら、私は何より命を優先する。例えばどこかに向かわなければいけなかったとしてもステイしたほうが安全だったらステイするし、めんどくさかったとしても逃げたほうが良かったら逃げる。だってペルーの家は崩れる可能性あるし、交通機関は簡単にマヒするもん。


日本人が台風や大雪の中会社にいくのは(いかされるのは)、その性格や習慣、文化的なものももちろん大きいけれど、そもそも日本という交通機関も建物もしっかりした場所だからだと思う。何とか着けちゃったりするし、適当に避難すればどうにかなっちゃうし、人は何かを運んでくれるかもしれないし、誰かが助けてくれる。

でもペルーではそんなことはまず期待できないから自分の身は自分で守るし、食べ物も水も自分で確保する。誰も助けてくれないのが大前提。非常食?緊急物資?そんなもの来るなんて思っちゃいない。

日本という社会で、なかなか自由が利かないかもしれないけれど、自分の身と大切な人の身は最優先で守ってほしい。

日本がめちゃくちゃになる姿はみたくない。

防げる事故や災害なら、防ぎたい。

遠いペルーからのお願いです。(そうやって家族に「気を付けてね!」って連絡しても誰も反応してくれないんだもーん笑)


ちょっと感情的になっちゃったけれど、心配なんです。そうはいっても日本が大好きだから。

今週末、台風の勢いが少しでもおさまって、みんな無事に過ごせますように。

こちらは夜なので、寝ます。

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いくみ 
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