わたしの徒然日記 11/14
【子どもの背中を押すタイミング】
昨日のできごとです。
今年の2月から学校をお休みしている中学生の娘です。
8月に転校しました。
でも娘は学校に行くこともなければ、担任の先生に会うことも避けてきました。
「学校には行かない」「勉強は嫌い、したくない」
と言っていた娘です。
でも最近乗馬を始めました。
そのことがきっかけかどうかははっきりしないけど、
「〇〇高校に行きたい」
と言い始めました。もしかしたら勢いで言ったかもしれない。
最近「暇を通り越している」と言って、家の中で過ごすことも飽きている様子もありました。
私はその度に「学校に行ったらいいのに」と言いたい気持ちは我慢して
「そうやねぇ。暇やねぇ」と言い続けていました。
でも「◯◯高校に行きたい」と行った時に「だったら中学校に行ったほうがいいよ」と思い切って言いました。
このまま家にいた状態ではその高校に行くことは難しいと思ったし、少しでも気持ちが向いた今、すごく元気そうに見える今。
背中を押すのは今なんじゃないかと思いました。
行きたいと思ったきっかけはその高校に馬術部があるから。
たぶん、今の理由はそれが大きいと思う。
でも理由なんて正直なんでもいい。
学校を休むきっかけがちょっとしたことであるように、学校に戻るきっかけもなんでもいいと思う。
気持ちが向いたということが重要。
そして、その時にわたしがそっと背中を押す。でも堂々と。
最近は怒ることもないし、友だちみたいな親子だけど、そのときはちょっとだけキリッと。臆することなく言いました。
その時から、学校に戻ることが娘の中で少しずつむくむくと湧いてきたのか、「学校に行くことになったら自転車を買ってね」「学校行ったらちょっっと痩せるかな」という発言もでてきました。
そして、実際に放課後に学校へ二人で行ってきました。
担任の先生に初めて娘は会い、1時間弱教室を見せてもらいました。
娘の席もありました。きょろきょろと興味深そうに教室の中をうろうろしていました。
帰宅したら「疲れた」「途中で帰りたくなった」「やっぱりムリかも」と言っていましたが、私はがっかりはせずに、学校に行けたことが大きな一歩だなと思って話を聞いていました。
すぐ戻ることはまだできないかもしれない。
でもこの数ヶ月の様子を見ていたら、大きな一歩。
子どもは学校に行っていなくても成長しています。
ずっと同じではないですね。
私も今回のことで、ここぞというときは堂々と背中を押す。
このことの大切さが分かりました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。