14歳の自分へ
ちょうど14年前、私は14歳。
毎日生きるのに精一杯で、明日が怖くって。
でも楽しくてかけがえのない友達が居たから
何があってもやっていけると思った14歳。
置き勉したのがバレ、担任に呼び出された。
「松下さんの教科書は全て焼却炉で燃やしました」
8月21日 誕生日の日は警察署、そのまま悪さした友達と学校で過ごした夏休み。
不登校の友達の家に行って修学旅行のしおりを持って行った、あの坂道。
土曜日、部活サボってバレない様に1人、桜の木の下で食べた手作りのお弁当。
初めて生理が来た日、一緒に居た友達に打ち明けると
男女の入り混じる教室まで走り始め、
大声で
「ねー!女子!!!ナプキン持ってない?!育美が生理来たみたい!!!」に対して
必死に彼女の口を両手で覆った休み時間。
「君が飲んだ牛乳にまでドキドキした」
先輩に見つかるや否や学校中に広まった死ぬほど恥ずかしい当時好きな人に書いたポエム。
まじで死ぬんじゃないかと思った。
その彼と14年後 嵐山で一瞬だけ再会するとは思わなかっただろうな。私の14歳。
ああ、全てが愛しい14歳。
思い出したら、きりがないけど、
よく考えてみたら14歳って最高すぎる日々を過ごしてたんだなぁ。
早く映画館行って、当時の自分に会いたくなりました。
3月5日 「14歳の栞」公開
https://14-shiori.com/