【大人の読み聞かせ】『織田作之助/妖婦』語り-ikuko Tune
安子は神田司町、震災前は新銀町の相模屋という畳屋の娘であった。
長男の放蕩もあり店は傾きつつあったが母親は安子のどんなわがままも許し贅沢に育てた。
それもあって安子は幼い頃から気位が高く、傲慢であった。しかし、容姿はとても美しい娘だった。
成長する度に安子の美貌は目立っていき、周りの男の注目を集めていく。
ふしだらだと噂になったことから父親に外出を禁止され、しかし男と家出をし、また引き戻され、不良グループの仲間になり、を繰り返す内、安子は、ある事件を起こす。
我儘で美しいということが安子の運命を狂わしていく展開を是非、お聴きください。
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