【朗読】【大人向け読み聞かせ】妖しい朗読『久坂葉子/四年のあいだのこと』

《あらすじ》
16才の私は通学で毎朝出会う人に恋をした。その人は、ずっと年上であったが、何処の誰なのかは知らなかった。が、ある日、体調を崩した私の元に来た医師は、その人であった。
日増しに気持ちが募っていったが、
その人は、結婚して養子に行くことが決まっていることを知る。
諦めきれないまま年月は過ぎ、仕事に就いた私は、その人が開業した病院の近くを訪れる。病院から出てきた彼と目が合うものの、子供と一緒であった彼を見た私は、気持ちが残ったまま月日だけが過ぎたこと、彼には家族があること、もはや、恋が終わったことに改めて打ちのめされるのであった。

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