18歳のわたしへ
大学受験を間近に控えた冬。
実家のトイレに貼られたポスタータイプの年間カレンダーを見ながら、
春にはどっかの大学で女子大生やってんのかなぁ
10年後とか全く想像つかんなぁ
自分はどんな見た目の大人になるのやら
なんて、ただただ他人事だった私の人生。
いろんな偶然と選択を繰り返して
尊敬できる夫と出会い、
今では東京に一軒家を買って
週末にドライブしたりしている。
人生の筋書きはもう見えたようだけど、
それでもまだ未来のことはわからない。
どうなりたいのかも、ずっとわからない。
自分の人生を俯瞰している傍観者のようかもしれない。
でも案外、それはそれで楽しめているわけで。
『人生はエンタメだ。』
そんなことを言える日がくるから。