【大学入試ファイナルチェック】小論文対策/テーマ解説~IT・情報化社会(2024年1月現在)
こんにちは。小論文講師の北島です。
良い小論文を書くのに必要な「読解力」「書く力」「論理力」「知識」のうち、「知識」を強化できる読み物を作りました!
「知識」とは、自分の意見を書く根拠となる具体的な事例だと考えてください。「知識」がつけば、それが小論文の具体例としても使えるだけでなく、さらに最近問題になっていることが分かれば、小論文出題の意図に沿って小論文を書くことができるため、より高得点が狙えるようになります。
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今回は、前回の「グローバル化」「SDGs」と同様、どの学部にも関係しそうな「IT・情報化社会」をテーマに、キーワード解説と最近の話題やニュースを紹介していきます。
IT社会とは?「ICT」との違いは?
「IT社会」は、情報技術(Information Technology、IT)が広く普及し、社会のさまざまな側面に影響を与える社会のことです。
具体的には、
・情報化(情報の流通が迅速かつ効率的になる)
・ネットワーク化(インターネットでつながる)
・デジタル化(紙媒体からデジタルメディアへのシフト)
・自動化・人工知能
等が発展し、さまざまな社会の変化が引き起こされています。
※「ICT」との違い
ICT:Information and Communication Technology
ICTはITよりもさらに広い概念で、IT(情報技術全般)に加え通信技術を含むものがICTです。
用語としては「IT」の方が浸透している印象ですが、以下は、より広い概念である「ICT」という用語を使って説明していきます。
ICT・情報化社会の小論文テーマの考え方
ICTというものは、目的ではなく、手段です。ICTそのものだけを学んだところで、基礎研究をするような方でもない限り、役に立たないことが多いことを理解しましょう。
ただし、現代社会において、ICTを使わないことは考えられません。全てとは言わないものの極めて広い分野で要求される必要な技術であることも忘れてはいけません。以前はパソコンやスマートフォンあってのものでしたが、様々な機具がネットワークでつながるIoT、さらには人間そのものと直接つながるBoTのような形で、日々の生活にさらに結びつくものになりました。人間の活動におけるキー技術であることは間違いありません。
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