ビジネスパーソン必見!知っておくべき和製英語と正しい英語表現7選
普段何気に使っている「英語」っぽいカタカナ言葉。そのまま英語で使うと意味不明になってしまったり、違う意味に解釈されてしまう可能性があるものもあったりします。
なんとなく理解してくれるかもしれませんが、「ちょっと違うんだけど💦」と思いつつ、よほど親しく限り、直接指摘されることはないでしょう・・。
今回は意外と使ってしまいそうな和製英語7選を取り上げてみました。
1. ダブルパンチ
× double punch
〇 double whammy, double blow
例)プロジェクトの予算削減に加えて、主要メンバーが一人抜けちゃって、もうダブルパンチです
In addition to the budget cut, we’re losing one of the ky team member.
It’s a double blow/whammy.
<Point!>
“whammy”
この単語、私は学校で教わった記憶がないのですが、辞書を引くと
「突然の不運や強い悪影響を持つイベント」を指す俗語との事です。synonym(類似語)として”blow”が挙げられています。
2. 濃い/薄いコーヒー
× thick /thin coffee
〇 strong/weak coffee
例)コーヒーマシーンの説明
「右のボタンが濃いコーヒー用で、左のは薄いコーヒー用です」
"The right button is for strong coffee, and the left one is for weak coffee
<Point>
海外からのビジターにコーヒーマシーンの使い方を説明していた人がthick coffee, thin coffeeと言った時に、相手は微妙な反応をしていました💦
うっかり言ってしまいそうなので、気を付けましょう。
3. クレーム(苦情・不満)
× claim
〇 complaint
例)そのスタッフはプロフェッショナルに顧客からのクレームに対応した
The staff handled the complaint from one of our customers professionally.
<Point>
日本語では「クレーム」は不満や苦情を表す言葉として使われ、「クレーマー」とかよく言いますね。
一方、英語の”claim”は正当な要求や主張を意味します。空港の”baggage claim"(手荷物受取所)の"claim"もこの意味から来ています(自分の荷物だと「主張」する)
4. アンダーライン(メールアドレスやパスワード等に入れる記号「_」)
× underline
〇 underscore
例)aとbの間に「_」を入れて下さい
Please insert an underscore between “a” and “b” in the address.
<Point>
文章にある文字の下線は”underline”でOKです。
“underscore”はプログラミングやアドレス等の「記号」として伝える時に使います。
5. アピールする
× appeal
〇 showcase, promote
例)面接ではもっと自分の強みをアピールしたほうがいい
"You should showcase/promote your strength in the interview"
<Point>
この例文のように、日本語の「アピールする」はshowcase(披露する)や、promote(宣伝する)が近いと思います。
英語の"appeal"は「訴える」「引き付ける」「懇願する」等の意味になります。
例)CEOのスピーチは、従業員の会社への忠誠心と献身に訴えかけた。
The CEO's speech appealed to the employees' sense of loyalty and dedication to the company.
6. オーダーメード
× order-made
〇 custom-made, made-to-order
例文)
当社は、御社の運営を最適化するためのオーダーメイドのソフトウェア
ソリューションを提供しています。
We offer custom-made software solutions to optimize your company's operations.
<Point>
“order-made”でも意味は伝わるかもしれませんが、英語ではcustom-made, made-to-order の方が自然です!
7. ヒアリング(個人やグループの意見を収集する時)
× hearing
〇 interview, consultation
例文)
その件については田中先生の意見を伺いにいきませんか?
Let's visit Dr. Tanaka for a consultation/ an interview on that matter.
まとめ
英語学習中の方なら、何気に使っているカタカナ言葉が、「これ、英語でも通じるのか?」と意識しておくと、とっさに英語で話そうとする時に便利ですね。普段から他の人やネイティブがどういう言葉を使っているのか、アンテナを張っておくようにしましょう!
1. ダブルパンチ
× double punch
〇 double whammy, double blow
2. 濃い/薄いコーヒー
× thick/thin coffee
〇 strong/weak coffee
3. クレームを言う
× make a claim
〇 make a compliant
4. アンダーライン(メールアドレスとかパスワード等に入れる記号 "_" )
× underline
〇 underscore
5. オーダーメイド
× order-made
〇 custom-made, made-to-order
6.アピールする
× appeal
〇 showcase, promote
7. ヒアリング(個人の意見を聞く時)
× hearing
〇 interview, consultation
本日は以上です。
最後までお読み頂き有難うございました。