お小遣いはいくらあげてる?②
①で3歳に行ったことを書きました。
それを見ていない人は、それを見てから
こちらを見て下さいね。
3歳で行ったお金の使い方に関して
ある程度理解してきた段階で以下のことを導入しました。
4歳でしたこと
1、おつりの計算をする
2、概算で買い物をする(大体いくら必要か考えて買い物する)
3、ATMを使いお年玉を入れる
4、自分の口座があることを知る
5、お年玉の由来を知る。
6、貯蓄には3種類あることを知る
7、寄付をする
1、おつりの計算をする
買い物に行き、いくら買って、いくら払うから、いくらおつりがもらえるでしょうか。
と問題を出し、一緒に買い物をして会計をする。
会計が終わり レシートの読み方、どこに書いてあるかも一緒に確認する。
大丈夫です。
何度かすると、自分が忘れていても子どもの方から、ここだったよねと
確認されるようになります。
2、概算
今日は、特別な日で、概算のお勉強するためにという前置きをしてから
お菓子を買うことを伝えます。
その時に、100円あげるから、どれが変えるかな
そんな時間を作って選ばせることもありました。
これなら、1つ。これなら、3つ買えるね等です。
3、ATMを使う
貯蓄という概念を教えます。
お年玉のタイミングで、貯蓄というのは、何か困ったときにとっておくものだということ、利子の概念なども一緒にお伝えしました。
だから、少しでも利子がつくように、お金を安全に管理できるように銀行があり、口座があることも教えました。
4、口座
通帳の見方と口座があるということ、20歳に過ぎたら通帳をお渡しして自分で自立して管理するために、お金のお勉強を一緒にすることをお伝えしました。
それと、お年玉と合わせてお誕生日や七五三、生まれた日なども入金しているので、このお金は
「生まれてくれてありがとう。」
「応援しているよ。」
「健康に育ってね。」
など意味があるお金だということを伝え
大事に使うことをお伝えしました。
そこまでしなくても?と考えられるお家の人もいらっしゃるのですが、
中学生や高校生になって金銭トラブルになったり、
お金の管理に関して悩まれるお家の人を多く見ていると
はて、小さい頃に、
このお金はこんな意味があって、
こういう風に使ってほしいと
伝えたことはあるのだろうかと
知らないから浪費するのではないかと
改めてお金に関して
小さい頃からお伝えすることが大切だなと感じることがあります。
5、お年玉の由来を知る
ATMにお年玉を入れながら、
お年玉には、魂が入っていて(玉)
みんなの応援しているよの気持ちが入っているから、
大事に使うんだよと伝えています。
6、貯蓄
貯蓄には、短期、中期、長期、寄付 があることをお伝えしました。
4歳ではピンときていなかったので、
5歳でもう一度、お手つだいを通してお金を使って、実際に分けながら
お伝えすることになりましたが、
学びは、1回で理解して学べるものだとは思っていないので、スパイラル学習を意識しています。
7、寄付
地震がおこったところに寄付しました。分けてお金を管理していると、いくら自分が寄付できるのかわかるいい体験になりました。
また、社会で支え合っている税金や福祉にも目をむけるきっかけになりました。
そこから、道を作るお金、図書館で本を借りられるお金、病院のお金など身近なところに結びつけて
支え合っているお金だということを学びました。
その上でのお小遣いですね。5歳児→次回へ続きます。
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