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家の整理をしていたら、退職前の日記が出てきた話

孫が来るときのために部屋にスペースを作っておこうと、今日はいろいろ整理をしました。

まずはポケモンやら遊戯王やらのカード類。
息子たちに「捨ててもエエか」と随分前に確認して了解を取った後、「もしかしたら高く売れたりして」といらん考えがよぎり、そのままにしてあったのです。

ようやく観念してゴミ袋へポイポイ。
持ち上げようとしたらゴミ袋が破れました。
そもそも持ち上がりません。

自分が運べる重さにするためには45ℓのごみ袋3袋必要でした。
全部でいくらほどかけたのだろう¥…。

次はゲーム関係。
なんだかよくわからないので、ひとつにまとめて後日確認することにしました。
それにしても任天堂はすごい¥¥¥
教育関係よりも任天堂にたくさんお金を払ったかもしれない、という気がしてきました。
いちばんは食費だけど。

次は子どもたち関係のいろいろ。
退職した時にたくさん処分したのですが、そのときに捨てられずに残したものが出てきます。

子どもたちが小さいときに描いた絵。
次男が12歳のときに書いてくれた、私への感謝状。
通知表や作文集。

これらはさすがに今回も捨てられないので、元に戻しておきます。

私の仕事関係の資料も捨てられずに残していました。
一応ひとつひとつ確認して処分します。

退職するときに生徒さんたちからいただいた手紙が出てきました。
読んでいるとあの頃のことが鮮明に思い出され、キュンとします。

退職前に書いていた日記も出てきました。
書いたことも忘れていました。
こんなことが書いてあります。

「退職したらやりたいこと」

1 季節の仕事(梅、豆、ジャム、節句、正月…)
2 漬け物(ぬか漬けとか)、干物
3 花、野菜作り
4 断捨離、DIY
5 家族のこといろいろ
6 毎日散歩
7 水泳
8 本、映画
9 文学、歴史散歩
10 ブログ(コロナのこと、障がいのこと、教師の仕事、学校の役割、子どもの貧困・格差、文学歴史散歩、退職後の自分の変化など)

やりたいと思っていたことは大体やっているような気がします。
予定外だったのは「五十肩」で水泳ができないことぐらいでしょうか。

退職前は「退職したらやりたいことがたくさんあるわ!死ぬまでにできるかな」なんて思っていたのですが、1日24時間、1年365日もあれば十分に「経験」できて「満足」してしまいました。

今は、上の項目の5番「家族のこといろいろ」を第一優先事項として、あとのことはやりたいときに楽しむ、という生活に喜びを感じます。

仕事をしていたころは、「家族のことを優先するために同僚や生徒さんに迷惑をかける」ということが大きなストレスでした(あ、自習になった生徒たちは喜んでいたかもしれない…)。
けれども今は、何の気兼ねもなくいつでも家族のために走れます。

今の自分は今の生活に喜びを感じています。

けれども決して、誰もがそういう生活に喜びを感じるわけではありません。
わたしもすぐに嫌になるかもしれません。
今までできなかった反動が来ているだけだと思われます。
家族さんたちごめんね(今から謝っておきます)。

まだ退職後1年8か月。
まだまだ先は長い(かな?)。
5年後、10年後、20年後、30年後(?)はどうなっているのでしょう?
どんなことを思うのでしょう?
それまで記録し続けられたら良いなぁと思っています。














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