日記を書くこと
ここ最近、一年以上、日記をほぼ毎日書いているのですが、
私は日記に関してはどうしても手書きがいいなあと思ってしまいます。
特に明確な理由を聞かれると、「うーん」とはなりつつも、
ペンが紙の上を滑っていく感覚が好きなのは確かです。
長さも日によって変わります。私が今使っている日記帳は一日一頁で一応は区切られているのですが、五ページ書いてしまうこともあれば、一ページで収まることも。
仕事やプライベートで嫌なことがあった日は殴り書きです。その時の私の字の汚さと、筆圧の強さに、見返すと目を逸らしてしまいたくなります。
けれど、嫌なことがあったり、疲れてしまって二文、三文で終わってしまっても、私が選んだ言葉であることには変わりはありません。
もしかしたら、それがその時の、自分の率直な気持ちを端的に表現したものかもしれないです。もちろん、次の日になって、冷静に分析することになるときもあるのですが。
日記を書くことは、自分の気持ちや考えを見つめる時間をとること。
そして踏んだり蹴ったりな一日でも、なんだかんだ、ちゃんと一日生き切ったということを文字で残すこと。
なんとなく、脳の中にある感情のイメージを言葉にすることは、私にとって、時間を必要とすることです。すぐに頭が回転して言葉にできるほど、私は器用ではないし、それで歯痒い思いをしたことも、何度もあります。だからこそ、日記を書くことは私の生活にとって大切なこと。
そして手書きは、自分の心を整える行為の一つなのかもしれないと、最近思っています。一文字一文字書いていくことで、自分の手の神経に伝わるペンの動き、パソコンやスマートフォンに残すときよりも書き残すのに要する時間が整えることに繋がっているようです。
今使っている日記帳も、残り半分以下。今日もペンをとって、お気に入りの日記帳に綴ります🖊