湯せんで袋入りラーメンを作ってみた
在宅避難時、水を節約するためにポリ袋で湯せん調理する方法があると知り、現在練習中です。
前回はスパゲティを茹でてみました。
湯せんで使う水は繰り返し使えます。
(ただし湯せん専用で。食べ物の中に入らないよう気をつけて)
また、洗い物がほとんど出ないので節水できます。
さて今回は、下のラーメンで「ポリ袋湯煎調理」をやってみました。
ついでに、下の「野菜たっぷりみそ汁の具」という乾燥野菜も入れてみました。(賞味期限は半年程です)
湯煎調理袋2種
前回のスパゲティ編で使用したのは、下のダイソーで購入したもの。
30枚入り110円。
今回は、ドラッグストアに売っていた「アイラップ」を使ってみました。
60枚入り160円ぐらいでした。
二つ並べてみるとこんな感じです。
アイラップは少し小さめで「マチ」付きです。
そして、ダイソー商品よりも薄めです。
今回は、「アイラップ」の方を使ってみました。
今回の実験
材料(1人前)
みそラーメン1袋
湯(500cc) *ラーメンの袋に記載の通りの量
乾燥野菜(味見に使ってみただけ。もちろんなくてもOK)
道具
カセットコンロ
鍋
ザル
湯せんできるポリ袋
湯せん用の水(1~2リットル)
丼
ラップ(お椀に敷く)
おはし
保温ポット(水筒でOK)
手順
① 500㏄のお湯を沸かして保温ポットに入れておく
② 鍋にザルを入れてお湯を沸かす(ラーメンがつかるくらい)
③ ポリ袋に麺と乾燥野菜を入れる
④ 湯煎用のお湯が沸いたら、③に保温ポットのお湯を入れ、できるだけ袋の中の空気を抜いて、上の方で結び、鍋に入れる
⑤ 3分湯煎して(ラーメンの袋に書いてある通りの時間)、鍋から出し、付属の粉スープをまぜる
⑥ ラップを敷いたお椀に盛り付けでできあがり
わかったこと
1人分の袋入りラーメンを作るために、水は1.7リットル(湯煎用1.2リットル+ポリ袋に入れる湯500㏄)ほど必要でした。
湯煎用の水を繰り返し使えるとしたら、1人分のラーメンを作るための水は500ccで済みます。
この方法だと洗いものが出ません。(おはしをウエットティッシュで拭くぐらい)
ポリ袋からお椀に移す時にこぼれそうになるので、注意が必要です。
カセットコンロで写真の量の水を沸騰させるまでに10分かかりました。また、500ccの湯を沸かすのにヤカンで3分、ラーメンを湯煎するのに3分かかっています。全部合わせて、多めに見て20分弱です。(カセットボンベは機種等で違いますが、火力全開で60分ほど使えるようです。)
湯煎で作れる量は、2人分が限界です。鍋を洗う「水」が調達できるなら普通に作った方が「燃料」の節約になります。「水」が足りなくて「燃料」がある場合は湯煎調理、「燃料」が足りなくて「水」がある場合は直接、鍋での調理が良いと思います。
袋入りラーメンは普通に美味しかったです。息子も「美味しいわ」と言っておりました。
「乾燥野菜」はすぐれものでした。歯ごたえも味も合格!あと一袋買っておこうと思いました。
在宅避難時、簡単にできて洗い物がいらない料理、いろいろありそうですね!またやってみたいと思います😊