「家庭用ナースコール」を買ってみました
87歳の父と82歳の母は、夫婦二人で暮らしています。
そして娘の私はマンションの同じ棟、徒歩約1分（走ったら30秒ぐらい）の家で暮らしています。
父も母も耳がよく聞こえません。
そのため両親宅では大音量でテレビの音が鳴っており、その音を上回る声で会話が繰り広げられます。
会話、といってもお互いに聞こえませんから先に進みません。
（母）お茶のむ？
（父）え？なに？
（母）お・ちゃ・の・む・か？
（父）いらん
（母）なんて？
（父）い・ら・ん
（母）おいとくで。はい。
（父）いらんて。
（母）なんて？
というような感じです。
「テレビ消したらいいのに」と私は思うのですが、
二人の生活にはテレビが必須のようです。
そりゃあ「お茶を飲むかどうか」の確認のためにいちいちテレビを消していられませんわな。
父はおととい退院してきましたが、２週間の入院で足が弱くなっているようですし、ベッドやトイレでしんどくなっても母に声が届かないのではないかと私は心配です。
そこで父に聞いてみました。
（私）
お母さんに来て欲しいときって、今まで声は届いてたん？
（父）
お互いに思いっきり大声出したら聞こえてたよ。
（私）
しんどいときに大声出せへんやろ。
（父）
そうやな。何とかなってるけどな。
以心伝心か？
何か良い道具はないものかとネットで探してみましたら、このようなものがありました。
家庭用ナースコールです。
父がベッドで「SOS」ボタンを押すと、母のいる部屋の受信機が光って大きな音が鳴ります。
しかも！
私のスマホと連動させると、私のスマホも光ってアラームが鳴るのです！
「こんなんがあるねんて」と父に伝えると、
「おー！買おう買おう！」とポチリ。
昨夜到着しましたので、早速本日設置してみました。
wifiがどうのとか、
usb電源がなんとかとか、
専用アプリのダウンロードとか、
難しいことは夫にお願いしてやってもらい、
無事設置することができました。
3000円ポッキリでこんな便利なものが手に入るのですね。
あるだけでちょっと安心できるグッズです👍