映画『八犬伝』を観てきました
『八犬伝』、観てきました。
テレビでたまたま見た『八犬伝』の紹介で、役所広司さんの横でニッコリ笑っていた監督さんが、ナント高校時代の同級生!
「わ!曽利さんやんか!」と思わず叫んでしまい。
これは観に行かなければと、行ってきたのでした。
高校の卒業アルバムにも曽利さんは、「将来は映画監督になる」と書いておられて、
高校の文化祭では曽利さんは、とんでもない映像を作って私たちを驚かせていらっしゃって、
そんな方だから曽利さんは、高校時代もみんなから「曽利さん」と敬意をこめて「さん付け」で呼ばれていました。
曽利さんは、『タイタニック』のCGを担当されたり、
『ピンポン』で日本アカデミー賞映画監督賞を取られたり、
『鋼の錬金術師』を実写映画化されたりと、
とにかく映像づくりの天才です。
中学時代からの夢を本当に叶えてしまわれた曽利さんは、私たち同級生の星。
さて映画『八犬伝』。
2時間以上の長い映画なのですが、長いと感じませんでした。
『八犬伝』の物語と、『戯作者 滝沢馬琴』の物語が重層的に描かれます。「動」と「静」、「虚」と「実」がオーバーラップしながら物語は進んでいきます。
この世は「虚」なのか「実」なのか?
自分自身は「虚」なのか「実」なのか?
自分にとっての「実」の世界はどれなのか?
頭の中でさまざまな思いが渦巻きます。
俳優陣がまた豪華!
役所広司(馬琴役)、内野聖陽(北斎役)ほか、寺島しのぶ、黒木華、河合優実、土屋太鳳、磯村勇斗、立川談春などなど名優ぞろい。
原作は山田風太郎の『八犬伝』。
なんと、Kindle Unlimitedで読めるではないですか!
映画の場面を思い返しつつ、こちらの本を読むのもまた面白そうです。
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