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皮膚ガン手術後2年半の診察終わりました
2年半前、ふくらはぎの裏にできた皮膚ガンの手術をしました。
ガンといっても「ボーエン病」といって、皮膚の表面にできるあまり心配のないガンです。
そして、今日は半年ごとの診察日。
上のイラストによく似た素敵なドクターでした💗
今日でそろそろ最後の診察かと思っていたら、「ボーエン病」でもガンはガン、5年間は様子をみてもらいにいくのだそうで、卒業はできませんでした。
皮膚ガンというのはわかりにくいですよね。
私の場合は、何十年も前からあった、濃いめで大きめのシミが、ボコボコと膨れてきた気がして近所の皮膚科に行ったのでした。
皮膚科では、「まぁ大丈夫でしょうが気になるなら切除しましょうか。切ったものは一応生検に出しますね」と言われ、早速その日の午後に切除してもらうことになりました。
すぐに終わると思ったら意外に時間がかかり、終わったあともドクターがなんだか気の毒そうな表情で私をご覧になります。
「だいぶん切ったので、しばらく痛いかもしれません。来週、検査結果を聞きに来てください」とのこと。
確かに麻酔が切れたあとの痛みは激しく、二日ほど這って移動していました。
1週間後、ドクターから「ボーエン病でした。いわゆる皮膚ガンです。総合病院に紹介状を書きますので、できるだけ早く行ってください」と伝えられました。
もしかしたらガンかもしれないと思って受診しているので、そんなにショックや驚きはありませんでした。
家に帰ってガン保険のパンフレットを確認したら、ボーエン病でもお見舞金がもらえると知り、嬉しがっていたぐらいでした。(入っている保険によって違いますのでご注意を)
紹介してもらった病院に行くと、「ガンの範囲が広いので、他の部分から皮膚の移植をする必要があります。そのため、入院期間が2週間くらいになると思います」と言われました。
皮膚の移植がどうのこうのとなるとさすがに心配になってきて、私はおたおたし始めました。
「やっぱり皮膚は大きいお尻から移植するのかなあ…」
「お尻だと後が痛そうや…」
職場には
「入院するので2週間ほど休ませてもらうことになりそうです。日程が決まったらすぐ連絡します」と伝え…
「お見舞金貰えてラッキーなんてこと考えるからバチが当たった…」
とガックリ。
そして、手術の日程と方法を具体的に決めることになっていた受診日。
皮膚の様子を見ながらドクターがおっしゃいました。
「ウ~ン、今日やっちゃいます?移植しなくてもいけそうな気がしてきたな〜。ふくらはぎの美しさ、こだわります?」
「いえいえ、ぜーんぜんこだわりません。やっちゃえるならやっちゃってください!」
で、その場で部分麻酔をかけて手術開始。
30分もかからぬうちに終了し、
「終わりました〜。帰っていいですよ〜」とニコ!
麻酔が切れたあとの痛みもほとんどなく、嘘のようにカンタンに終わってしまったのでした。
さっそく教頭に
「手術終わりました。お休みをもらう必要もなくなりました」の連絡。
教頭、きょとん?
どういうこと?ですよね😆
心配かけてすみません🙇♀️
あれから2年半。
確かにふくらはぎはちょっぴり引き攣れていますが、しょっちゅう見る場所でもないので全く気になりません。
次の診察は約1年後の七夕の日。
1年後の七夕の日は何をしているのかしら、なんてことを考えながら、「次回予約」の用紙をいただきました。
若い頃に日焼けをし過ぎたみなさん、シミが膨らんでボコボコ膨らんできたら皮膚科に行ってくださいませ!