見出し画像

【笑恥③】大学時代ー「学校の勉強じゃないことをするのだ」の巻

赤っ恥の多い生涯を送ってきました(( ´∀` )
せっかくなのでかき捨てた恥を蒸し返して、かわいいコメディアンな自分を笑ってあげようと思います。
今の自分が笑ってあげたら昔の自分も救われるに違いない!

シリーズ笑恥(わらはじ)よろしくお願いします🙏

《これまでのあらすじ》
高校時代のアルバイトで自分のあかんたれ加減に気づき、「生きていくためには学校の勉強じゃないことをせなアカン」と考えたが、とりあえず受験勉強に逃げる。しかし、入試でも学力意外の壁が待ち受けていた…


母ちゃん、父ちゃんの切なる願いが、神さま、仏さまに届いたらしく、共通一次試験(現共通テスト)のキュルキュル事件も乗り越えて、合格ラインに指一本でぶら下がり、何とか大学生になれました。

さぁ、いよいよです。
「学校の勉強以外のことばっかりするぞ~」と意気込みました。

決心すると徹底的にやる方です。
まず「本は読まない」と決めました。
「禁酒」ならぬ「禁書」です。

自分の頭も心も、「本」に書いてあることばっかりで構成されているような気がしていたのです。

小説の登場人物のマネをしてみたり、『人の生き方』とか『嫌われない話し方』みたいなハウツー本を頼りにしてみたりして、「普通の人」になろうと必死。

もう、どれが自分なのかわからんようになっておりました。
あの頃の自分に「どれもこれも全部自分やでぇ」と言ってやりたい。

「禁書」の他にもう一つやらねべならぬことがありました。
それは「体育会に入ること」

それまで18年の人生で、「運動」とか「体育」とか「スポーツ」とかいうものは、ハジの素でしかありませんでした。

短距離走はビリ(右手を出す時に左足を出す、なんてことは難しすぎて)

持久走は途中で先生に止められる(息の仕方がわからなくなってフラフラになる)

ボールを投げれば目の前で落ちる

蹴られたボールは鼻で受ける

パスされそうになったら逃げる

あ~、イラストが描けたら面白いのに、絵が描けません😢

あ、やっぱりこの際なので描いてみました。
渾身の力作!

蹴られたボールを鼻で受けたところ

しか~し!
私は変わらねばならぬ!
できないことをやるのだ~!

そして探しましたよ

走らなくてよくて、
ボール使わなくてよくて、
あんまり怒られなくて済むような、
そんな「体育会」ないかな~😆

そうしたら、見つけちゃいました!「体育会アーチェリー部」

じーっとしてるし、ボール使わんし、もしかしてできるかも?
と思って見学に行ってみたのでした。

そうしたら、日に焼けた、目のきれいな、優しくてカッコいい先輩が近づいてきて、
「この弓引いてごらん。軽い弓だから大丈夫だよ」
と練習用の弓を渡してくれます。
そして手取り足取り、優しい笑顔で教えてくれます。
「良い感じだね。未経験でこんなにすぐにできる子は少ないよ」
ニコッ✨
キャーッ💗

しばらくトレーニングをして筋力がついてくると、「アーチェリーショップ」に連れていかれ、目が飛び出るほど高い道具を買うことになるのでした。

そう、うぶな私は、新入生をおびき寄せるワナにはまりました。

マイアーチェリーを買ってからは日増しにトレーニングは厳しくなります。六甲山をランニングし、ムキムキになるほど筋トレをし、円陣組んで「えいや!」と叫び、毎日100本以上の矢を放つのでした。

3カ月後の夏には、わたしをワナにはめたカッコいい先輩と同じように、たぬき色に日焼けした女子大生のできあがり!

その上、お金のかかるアーチェリーを続けるために様々なバイトをして失敗しまくり😆

当初の予定どおり、「学校の勉強以外のことばかり」の大学生活となったのでした。

大学時代のバイトの話、微かな勉強の記憶、そして「勉強しなかった大学生活はどうだったの?」というようなことを、もうちょびっと書いてみたいので次回に続きます😁








いいなと思ったら応援しよう!